花燃ゆ「最後の食卓」を見て
おはようございます。
4月20日。月曜日。
今日の東京地方は曇り。後雨。
最高気温は20℃、最低気温は11℃予想です。
先週の木曜日から大阪に出張に行って来ました。
季節が最高だということと京都へのアポが入っていたりで
今回はクルマに乗って大阪に向かいました。
高速道路からは山桜をはじめ里の春の景色が見えてとても癒されました。
さて。
NHK「花燃ゆ」は超低視聴率に悩んでいますが、
幕末好きの私にはたまらない番組です。
先週の日曜日の放送は
「最後の食卓」
いよいよ萩の野山獄から江戸の小伝馬町の牢獄に移管をされる松陰のために、司獄の福川が、最後の夜、獄を出し、家族との食事をさせる。
というあらすじでした。
ここでも出てくる言葉が
「至誠にして動うごかざる者ものは、未いまだ之これ有あらざるなり」
〔出典〕 『孟子』離婁上
〔解釈〕自分がこれ以上もない誠の心を尽くしても、感動しなかったという人にはいまだ一度も出会ったことがない。本当に誠を尽くせば、人は必ず心動かされる。
という意味です。
吉田松陰は、明治維新の原動力となった熱源を
たった1人で放った男です。
その原点がこの「至誠」という言葉です。
松陰の至誠は、最初は長州藩主への忠義でしたが、多くの学問や交友により晩年は大きく昇華しています。
藩も幕府もいらない、とまで言い切っています。
松陰の号である「21回猛士」とは、命を捨ててでもやる猛を人生で21回成し遂げる、という意味です。
松陰の死後、松陰の弟子が次々に「狂」となり命を顧みず、
明治維新を成し遂げました。
松陰がいなければ高杉晋作も歴史に出てこず、
薩摩藩が単独で明治革命を起こしていれば、
民主主義国家になっていたかどうかもわかりません。
「怜悧で合理主義」な長州人が入ったことで明治政府のバランスは良くなった事は間違いありません。
いよいよ「花燃ゆ」は前半のクライマックスを迎えます。
見ていない方は是非。
それでは。
今日も明るく元気に前向きに。
全力で頑張りましょう!
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