NHK花燃ゆ8月10日「大逆転！」を見て。
おはようございます。８月１１日。火曜日。
今日の東京地方は曇り。
最高気温は３３℃、最低気温は２４℃。
蒸し暑い朝ですね。
日が陰っている分、少し暑さ和らいだ感じです。
昨日は、メルマガ原稿にラジオ原稿、決算のIRサマリー、
アンケート、社員募集の面接３本、
それからスープおにぎり本舗関係などなど
朝からパニックでした。
特に社員募集は、本当に沢山の方に応募いただき、
とてもありがたいです。
今回の募集では、働いてお金が欲しい、という方より
フードアナリスト協会で働きたい、遣り甲斐で働く
食を通して楽しい事がしたい、
という方が多く応募いただき、嬉しいです。
やっぱりやる気ですよね。
キャリアアップとか条件とかばかり話されると鼻白んでしまいますね。(笑）
この秋からは、スープおにぎり本舗がスタートしますので
さらに会社は忙しくなりそうです。
さて。
８月１０日のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」ですが、
いよいよ高杉晋作による「雪の功山寺出兵」のシーンです。
前半のクライマックスですね。
第一次長州征伐で薩摩藩、会津藩を中心に１０万の兵に長州藩は囲まれます。
さらに萩の政庁では、５０００人の兵がいます。
藩の政庁では椋梨藤太率いる俗論党が中軸を支配していて、
高杉晋作らの「改革派」は幕府恭順に反対しているとして
粛清の対象となって同志が次々と処刑されていきます。
その中で、福岡に身を隠していた高杉晋作が下関に出現。
奇兵隊の諸隊の駐在所に行き、有名な
「萩に向かって１里行けば１人の忠、２里行けば２里の義」
と演説をしますが、奇兵隊本体は山縣有朋（狂介）が率いていましたが
動きません。
挙兵してもとても勝ち目がないという計算でした。
「志あるものは来よ。功山寺に集結せよ。」
との高杉晋作の言葉に呼応して功山寺に集結した兵は８０名。
中には伊藤利助（博文）が力士隊を率いて現れました。
利助の志とは「立身出世」の事。
お金と権威を手に入れる、という若い男子の最も真っ向な志でしたが
「義のない出世なら要りません！」
と叫び、功山寺出兵に参加します。
当時の感覚では１０００に１つも勝てる見込みのない戦いでした。
８０名で政府軍５０００名を相手に、
そしてその後ろには１０万の幕府軍に対して
出兵し、政庁を制し、軍艦３隻を奪い、萩の政府を降参させる戦果を挙げた
功山寺出兵
こそ幕末明治維新の最大の奇跡だと私は思っています。
まさしく長州藩、そしてその後の日本を救った壮挙でした。
今回のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は地味な主人公杉美和を
なんとか際立たせるために、かなり無理な時代考証無視の
歴史好き、明治維新好きから見たら
「そりゃないだろう」的な場面が多く顰蹙を買っている部分もありますが、
高杉晋作の描き方は私は感動しています。
「つまらん」と世の中を拗ねていた少年が、恩師吉田松陰に出会い、
仲間に出会い、
仲間が次々と倒れていく中、その志を背負って戦う男に成長する。
高杉晋作の天才。
天才ゆえの孤独感がとてもよく出ていて、私は好きです。
ベンチャー企業の経営者として、私も高杉の孤独は（高杉ほどではありませんが）
いつも感じながらビジネスをやっています。
功山寺出兵のシーンの美しさも
今まで見たどんな功山寺出兵よりも美しいと感じました。
こういうシーンを撮ってくれたNHKそして俳優さんに感謝です。
それでは。
今日も明るく元気に前向きに。
全力で頑張りましょう！
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