私がキリンラガーが好きな理由。
おはようございます。
10月31日。土曜日。ハロウィン。
今日の東京地方は曇り。最高気温は17℃、最低気温は14℃。
そろそろ虫の鳴き声も静かになってきました。
秋の過ごしやすい気候です。
朝晩は寒くて冬に足音が聞こえます。
一昨日、昨日と深夜まで事業計画書を書いていました。
なんとか昨夜、仕上がりましたので
昨夜は少しだけ解放感があって自宅で
カシューナッツをつまみにビールを飲みました。
もちろん麒麟麦酒のラガービールです。
苦みと濃いホップの味がたまらないですね。
私が子供の頃、40年ほど前は、
ビールといえば麒麟麦酒。
麒麟という漢字に威厳がありました。
日本酒も全盛の時代でしたが、
ビールはまた特別な贅沢でした。
大学の先生をしていた父が、
月に1回くらいですが、ビールを家で飲んでいたのを思い出します。
当時はかなりの贅沢品だったようなイメージがあります。
今みたいにジョッキでガーっと飲むなんてもったいない。
小さめのグラスに入れて
ちびりちびりと飲んでいました。
ビールをグラスに自分でつぐときの嬉しそうな顔と
ちびりちびりと飲む時の、愛おしそうな顔。
少し赤くなった顔が幸せそうでした。
つまみは、もちろん柿の種。
私が今でもラガービールが好きなのは
そんな父の姿を見ていたからです。
そんな父も亡くなって2年。
来週で3回忌を迎えます。
最近の若い人はビールを飲まなくなった、と聞きます。
ビールも戦後の日本の素晴らしい食文化です。
世のお父さんは、
自宅でもっとおいしそうにビールを飲んでください。(笑)
あーうまい。
疲れがふっとぶなあ。
なんて言いながら柿の種をつまんで
大切そうに愛おしそうにビールを飲んでください。
それを見ている男の子は、
将来きっとビールが好きになります。
仕事や人間関係などでストレスを感じたり
成功したり嬉しいことがあったときに。
人生で悲しい時、苦しい時、怒りを感じる時
そしてほんのちょっと嬉しいことがあった時。
ビールは私たちの友達になってくれます。
甘いだけの人生は子供の頃までです。
大人になってからの人生は、
ほんの少しの甘味とほろ苦い味をかみしめられてこそ
かけがえのないものなんです。
それでは。
皆様も素晴らしい週末をお送りください。
最近の画像つき記事