フードアナリストが国家資格へ。
おはようございます。
5月10日。水曜日。
今日の東京地方は雨。後曇り。
最高気温は22℃、最低気温は16℃予想です。
東京は曇っています。雨が降ったり止んだりです。
ちょっと前までは寒くて震えていたんですが、
最近は半袖でも過ごせる季節になってきました。
暦の上では「立夏」です。
さて。
今日は私の本業でありますフードアナリストについて少し書きます。
フードアナリストは検定資格で、4級から1級まであります。
この検定資格が文部科学省後援がいただけそうという話が進んでいます。
後援が取れれば、文部科学認可も当然視野に入ってきます。
念願だった国家資格への道が徐々に開け始めてきました。
多分、国家資格になりそう、という返答もいただきました。
(実現するかどうかはまだこれからですが)
国家資格にするためにはいくつかの問題点があります。
国家資格を取る人は検定試験を必ず受験しなければならない、という点です。
検定試験は、数万円かかるのではなく、
安価で誰でも受験料が払える10000円未満が望ましい、
との事です。
現在、フードアナリスト検定は、
年に2回、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7拠点で
他に2回は、東京と大阪の2拠点で開催していて、検定料は7000円程度ですので
検定試験についてはクリアできますが、
通信教育と養成講座については、
修了した方に(検定試験ではなく)修了試験を行って認定する、
という現状のパターンでは国家資格は難しい、ということです。
ただ通信教育は300以上の企業様に、
養成講座は100以上の大学、短大、専門学校、および企業様に
研修やカリキュラムとして導入されていますので、
すぐに止めるわけにはいかない、という事情があります。
ですから、通信教育、養成講座は、これまでは修了試験で合格⇒合格、から
修了試験に合格した後、検定試験を受けていただかなければならなくなります。
通信教育、養成講座を受けた方以外に、一発で検定を受験しに来る方もいますから、
通信教育、養成講座を受けた方は、20%ほどの上乗せ点を差し上げる、
というイメージで考えています。
つまり通信や養成講座の方は、同じ試験を受けるんですが、
上乗せの点数がもらえる、という事です。
検定試験の難易度は上がります。
現在の検定試験の合格率は、
4級 50%前後
3級 養成講座と小論文のみなので100%
2級 15%程度
1級 3%
ですが、国家資格導入後は
4級 50%前後(養成講座を受けた受検生も含めてなので実質は30%程度)
3級 30%前後
2級 15%
1級 3%
のイメージ(あくまでもイメージです)になります。
またあと1つ、現在、フードアナリストは「休眠」と言われる制度があります。
「フードアナリスト資格を取得したけど年会費10800円を払うのがいや」
という人で、将来的に会費を払えば復活する事ができる、という仕組みです。
今回、国家資格になれば、既得権は認められますので、国家資格になった日の段階で
フードアナリスト4級~1級の方は、フードアナリスト検定4級~1級資格を取得できます。
ただ国家資格になった後は、「復帰」ができなくなる可能性があります。
ですからフードアナリスト会費を払わず休眠中の方は直近で復活の手続きを取ることをお勧めします。
(半年以内なのか数年後なのかはわかりません)
後は名乗りの問題。
フードアナリスト検定・・・会費を払わなくてもフードアナリスト検定●級合格者(フードアナリストとは名乗れません)と名乗れます。
(社)日本フードアナリスト協会正会員・・・フードアナリストと名乗れる。協会が活動をフォローする、仕事依頼、フードアナリストのイベントやセミナーに出席できる。フードソーシャルテレビでの報酬優遇措置など。
といった色分けになる可能性があります。
行政書士や社会保険労務士も行政士会や社会保険労務士会に入会して年会費を払わなければ名乗れません。
(行政書士試験合格者、社会保険労務士試験合格者、となら名乗れますが、行政書士、社会保険労務士、とは名乗れません)
などなどクリアしなければならない点も多くあります。
休眠中の会員の皆さんは、これを機会に是非、フードアナリストへの復帰を考えてみてください。
それでは。
今日も明るく元気に前向きに。
全力で頑張りましょう!
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