ミニスカートがスカイマークを破綻させた。
おはようございます。
2月15日。日曜日。
今日の東京地方は晴れ。最高気温は12℃、最低気温は0℃予想です。
3月上旬並みの最高気温だそうです。
昼間は少し暖かくなりそうですね。
今朝も早朝の街をゆっくりゆっくり30分だけジョギングしてきました。
この時期は寒いですので、ジョギングしないとシャワーがきついですね。(笑)
今日は朝から出かけて日本酒の会に参加してきます。
今朝の日経新聞では上場企業の3割が増配で、
特に自動車、電機、銀行などで好業績になりそうだ、という記事が掲載されています。
一方で円高デフレを検してきたスカイマークエアラインやマクドナルドは業績悪化にあえいでいます。
スカイマークは国内3位の航空会社ですが、
先月経営破綻となり民事再生法による手続きに入りました。
スカイマークについては、昨年、CAさんの制服をミニスカートにした時から
この会社は多分潰れる、と色んなところでお話していました。
航空会社の普通のお客さんはスケベ親父ではなくホスピタリティこそを求めます。
容姿や制服については、見苦しくなくできれば清楚で清潔であればいいですね。
ミニスカートでお客を呼び戻そうとする経営者の勘違い、経営者としての資質のなさが今回の破綻を呼びました。
私は、元企業アナリストでしたので、昔から
この会社もうダメだな、と思った会社は大体が経営破綻か経営悪化となっています。自慢ではありません。それが商売でしたから。
マクドナルドが、この会社もうダメだなあ、と思ったのは、コーヒーを無料で配り始めた、というニュースがあった頃。
古くは、三洋電機という会社を、もうダメだなあと思ったのは、
業績悪化の最中に、キャスター出身の未経験経営者が、急に会長になった時。
三洋電機はその後、事実上の経営破綻となりましたが、
あの時、ローテク家電、特に冷蔵庫で世界的なメーカーだったわけですから
工業高校出身の現場50年の牛乳瓶のようなメガネをかけた
実直で真面目一辺倒なキャラの人を社長に据えて会社の再生を誓い、
アジアへの輸出を視野に入れながら
協力を各界に要請していたならもしかしたら自力で再生できた可能性があります。
最近で、この会社もうダメだな、と思ったのが
ローソンが新しい社長になった時。
それから
俺のフレンチの社長が70代の功成り名を成した社長だと知ったとき。
20代の調理師専門学校を出たての血気盛んな若者が
「●●ホテルのフレンチでは8000円するロッシーニを
うちじゃあ1280円で出してやる」
といきがっているのなら許せます。
原価率75%をビジネス界の大先輩が自慢してはいけない。
プロというのは、原価率の低い料理を、
工夫と努力で、顧客に満足、納得させるもの。
そんな事を功成り名を成した方がやっては、若い人が、これから料理界を目指す若い人が可愛そうすぎますね。
価格破壊はビジネスモデルではありません。
100円の商品を110円にするのは大変。150円にするのはもっと大変。
200円にするのには気の遠くなるような努力と時間がかかります。
付加価値の創造ですね。
値段を下げるのは、コストカットをすれば誰でもできます。
プロの経営者、という方を私は信用できないのはコストカットの話ばかりで
新しい創造的な商品を作った、という話を聞かないからです。
借り物とコストカットで、取り繕うような経営はすぐにぼろが出ます。
私も自分自身のビジネスに、姿勢を正して取り組んでいきたいと思います。
それでは。
皆様も素敵な日曜日をお過ごしください。
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