第10回全日本ろう者フットサル選手権
週末は大阪J-GREEN堺にて第10回全日本ろう者フットサル選手権が開催され自分も現地に行ってきました。
まず大会運営スタッフの方々、審判の方々、そして大会に参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
自分の今回の1番の目的は大会に参加している現在デフフットサル女子日本代表候補の選手たちのプレーをみること。
残念ながら女子チームは1チームだけの参加となり、男子カテゴリーに混ざっての出場でした。
その中でも男子選手に対しても決して恐れることなく、体をぶつけ勝負に挑み、エンジョイ大会であっても選手達はしっかり候補合宿の中でやっていることを意識しトライしていました。
デフ女子の選手達は確実にレベルアップしています。
また、女子の話ではありませんが、、
大会にはフィジカルアッププロジェクトとして常日頃トレーニングを行なっているデフフットサル男子代表選手も参加していて、実際に彼らの現在地を自ら体感できる機会もありましたが、確実に彼らのフィジカルのベースは以前とは違うものでした。
大会の試合の合間にフィジカルトレーニングをやってる姿もありました(笑)
世界で勝つために必要なことを意識高く自ら取り組む選手達と、そのマインドを伝えていっている監督、スタッフの頑張りが確実に実を結んでいってるんだと思います。
さらに現在男子フットサル合宿では未来枠という枠をもうけていて、若い中学生などの選手を参加させているのは聞いていましたが、その未来枠で参加している中の二人の選手達が参加していて初めてプレーを見ましたが、まだまだ体の線は細く弱いですが技術的な部分も素晴らしいものを持っているし、本当にデフフットボールの未来が彼らには沢山詰まっていると思いましたし、女子でもそういった取り組みができる体制を作っていくことの必要性も改めて感じました。
大会にはろう者の方々だけでは無く、健聴者やソーシャルフットボール(精神障害者フットサル)のチームも参加し、障がいの枠を超えた素晴らしい大会になっていたと思います。