第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会
24日〜28日の期間で、現在韓国の昌原で行われている第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会の視察に行ってきました。
女子は特に日本もそうですが、デフサッカー、フットサルどちらもやってる選手が多い現状があります。
その中で目的はアジアのレベルの確認、特に女子の初出場国のネパールと韓国チームの確認でした。そしてアジアの中での日本の現在地。
滞在中は様々な情報を自分の目で見て、感じることができました。
このような機会を与えてくださった日本ろう者サッカー協会には本当に感謝しています。
大会のスケジュール変更により急遽予定より滞在をのばすなど含め、
現地でも自分達の要望にできる限り応えれるよう対応してくれました。
女子日本代表は26日の初戦ネパールに15−0で勝利しました。
事前にネパールのレベルは練習や選手の様子を見た中で日本とのレベルの差があるのは明らかでした。
日本はその試合に勝つことが最終目標であれば内容がどうであれ勝利した結果だけでよかったかもしれない、でも目指している場所がそこでないのであれば、この試合の中でももっともっと出せること、やらなきゃいけないことがあったはず。
会場にはほとんど観客なんていないような中、わざわざ日本から応援に来てくださった方々がいました。
現地の日本企業の方々も日の丸をつけて戦うチームの応援にかけつけてくれていました。
当たり前のことやけど、何よりもそういった自分達を応援してくれている方々やサポートしてくれてる方々、家族や仲間、これまでの歴史を作って来てくれた方々に、自分達が今持っている力をすべて勝利の為に出し切る姿を見せて、そして次に繋げていかなきゃいけない。
口で言うのは簡単で、それをやる続けることは簡単なことではないけど、
それと向き合い続けて、やり続けなきゃいけない責任がこの場所にはある。
そういった部分を選手だけでなくスタッフ含めた協会全体でしっかり考えて進んでいく必要がもっとあると思う。
女子代表は今日、優勝をかけて地元韓国代表と試合です。
次に繋げる為に結果はもちろんのこと、今もつ自分達の力をすべて出し切って、
日本の力を見せて、その結果に胸を張って日本に帰って来て欲しい。
そしてそこで得た経験をサッカー代表、フットサル代表の次に繋げて欲しい。
アジアを日本代表が引っ張っていかなきゃいけない!
それは日本が世界の中で結果を出すことに繋がるから。
バモ!久住呂ジャパン!!
そしてこれまであまりコミュニケーションをとる機会が少なかった
サッカー男子代表のスタッフはもちろん選手達ともコミュニケーションをとることができ、
初戦の前日の大事なMTGにも参加させてもらい、ここに選ばれた選手達がそれぞれどんな想いを持っているかなど、少しかもしれないが知ることができました。
男子代表は初戦のウズベキスタン戦を2-0で勝利し、今日の地元韓国との試合は2-2の引き分け。
次は予選リーグ突破をかけて2日マレーシア代表と戦います。
バモ!植松ジャパン!!
そしてそして、同じく視察できていたフットサル男子代表の川元監督と金尾コーチと一緒に食事をしながら、
なぜか最高に体調が悪いのも吹っ飛ぶくらい熱く語る時間を作ることができました。
これもすごく有意義な時間になりました。
帰る時、見送りに来てくれたスタッフ(笑)
↓第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会 情報
http://jdfa.jp/news/deaf_soccer_apdfc2018/
↓デフサッカー男子日本代表メンバー
http://jdfa.jp/nationalteam/nationalteam_a/
↓デフサッカー女子日本代表メンバー
http://jdfa.jp/nationalteam/nationalteam_b/
↓第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会公式HP
http://apdfc2018.com/
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