デフフットサルW杯2019@スイス
デフフットサルW杯2019スイス大会。
まずこのチームをご支援、サポート、そして応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
本当に沢山の方々の想いがなければ自分たちはここまで来ることはできなかったと思います。全ての皆さまに感謝申し上げます。
女子代表の結果は前回大会を上回り、デフサッカー、フットサルすべてのカテゴリーの中でもこれまでの最高位の5位。
この数字に関しては一つの結果は出せたのかなと思います。
ただ、このチームが目指していたのは世界一。
もちろん簡単なことではない目標でしたが選手、スタッフ誰一人疑うことなくこの目標に向かって取り組んできました。
その結果を掴めなかったことにただただ悔しさしかありません。
デフフットサルの世界のレベルは4年前と比べて確実に上がりました。
ヨーロッパの選手たちとの体格、パワー、体の強さの差はまだまだあるのも確かです。
日本やアジアでは取りきれてきた球際もなかなか取りきれない状況も多くありました。
それでも選手たちは自分達が積み上げてきたものを存分に発揮し、小さな体で大きな世界の選手たちに体を張りながら戦い、自分達が世界の中で戦えるチームであることをピッチでしっかりとしめしてくれました。
その中でブラジル戦での2つの失点は均衡した試合の流れの中で自分達でやってはいけないミスをしてしまったことなど。
日頃どういった環境下でプレーしているか、そこから繋がる経験不足、そして自分がそういった部分をもっともっと選手たちに伝えてくることができていればと自分の力不足も感じました。
チームはこの大会を通しても日々成長していきました。
準々決勝でブラジルに敗れてからの2試合、初戦で引き分けたスウェーデンに勝ち、5.6位決定戦ではW杯2連覇中、そして前回のW杯でも負けているロシアに勝ち、選手たちは自分達が成長している証しを最後の試合で1番に見せてくれました。
この4年だけを考えても選手たちは難しい環境の中で頑張ってきたと思います。本当に簡単なことではなかったと思います。
自分がこのチームにできたことなんて本当に小さなことで、やっぱり選手たちの頑張りがあったからここまできたと思います。
そして、自分を、選手たちを支えてくれたチームスタッフ、協会スタッフもそれぞれの役割をしっかりと全うし動いてくれた素晴らしいスタッフ陣でした。
選手もスタッフもそれぞれがチームの為に行動し、目標に向かって一つにまとまった素晴らしいチームでした。
選手たちには自分たちのやってきたこと、この結果に胸を張って次に進んでほしいと思います。
そしてこのW杯で感じた悔しさをそれぞれが忘れず、しっかりと未来に繋げていけるように。
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【予選Cグループ】
VS スウェーデン
3-3 △
VS フィンランド
6-0○
VS ポーランド(ヨーロッパ王者)
4-6●
※予選2位突破
【準々決勝】
VS ブラジル(前回準優勝)
1-2●
【5位~8位決定戦】
VS スウェーデン(再戦)
5-4○
VS ロシア(前回優勝)
6-2○
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