スポーツを通じ「共生」を学ぶ
さいたま市立大宮国際中等教育学校の5年生(16歳~17歳)150名を対象とした体育の授業で講師を務めています。
パラスポーツを通じ、競技を体験することで障がいへの理解とアスリートたちとの交流を深め、「共生」を学ぶことを目的としています。
今までやっているパラスポーツ体験会と何が違うのか・・・
今回の取り組みは学校の体育の授業のカリキュラムの一つとしてパラスポーツを導入します。
期間は毎週1回ある100分授業を2か月間。
これまで自分たちでも多くのパラスポーツ体験会を実施してきました。
ただその多くは数時間という限られた時間や単発で終わるものが多く、、
もちろんその時間の中でも体験、交流してくれる方々、そして伝えていく私たちにとっても有意義な時間となっていましたが、もっと長い時間の中で多角的なものの見方、様々なコミュニケーションスキルを知り、関わった人たち自ら何かを感じ、新たな気づきを生んでいける時間になる内容にしたいとずっと考えていました。
そんな中今回のお話を頂きました。
学校も私たちも新たなチャレンジです。
今回はスフィーダ世田谷ブラインドフットボールチームにもご協力いただき、生徒は車いすバスケ(身体障害)、デフフットボール(聴覚障害)、ブラインドスポーツ(視覚障害)の3つのコースの授業を通して最後は生徒自身が伝える側となりその競技の体験会を実施するという指導実践まで行います。
去年の12月から学校側と幾度とMTGを重ね、車いすバスケ車の長期間の確保をはじめ様々なハードルの高さに悪戦苦闘しながらなんとか5月19日のオリエンテーションを皮切りに2か月の授業がスタートしました。
2か月後の生徒たちの変化が楽しみ。
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