デフフットサル日本代表壮行会兼交流会
昨日、千葉県鎌ケ谷市にあるKUVERA football parkにてデフフットサル日本代表のスイスワールドカップに向けた壮行会兼交流会を実施しました。
今回のこのイベントは様々なご縁をいただく中でデフフットサル日本代表の為に何かしたい、応援したい、そう言ってくださる方々の想いが一つの形になりました。
KUVERA football parkさん、パラスポーツマガジンさん、FIVEKICKSさんが中心となって頂き、当日はKAMAGAYA SCトップチームのみなさんが運営スタッフをしてくださり、U-15の選手たちも駐車場の誘導係をしてくれるなど、本当に多くの方々のご協力のもとこのイベントを開催することができました。
日本ろう者サッカー協会広報の浜津もイベント当日は参加できないにも関わらずこのイベントが成功するよう頑張ってくれました。
イベント日が近づくにつれ天気だけが不安でしたが、自分は真っ赤に日焼けするほど天気にも恵まれ、選手たち中心で行ったデフフットサル体験会、「HANDSIGN」「しおり」2組のゲストパフォーマンス、そして交流試合と盛り沢山の内容をMCの長谷川ゆうがしっかりとまとめてくれました。
イベント中は本当に多くの笑顔があり、参加してくださった方々も選手、スタッフもこのイベントを楽しむことができたのではないかと思います。
そしてスイスW杯でのアベック優勝を目標にしているデフフットサル日本代表として、所属チームの試合が重なったりとすべての選手が参加することはできませんでしたが、男女日本代表が一緒にこのようなイベントを行うことができたことにも大きな意味があったと思います。
今回はデフフットサル日本代表としてご縁を頂き、W杯に向けた壮行会という名のつくイベントをはじめて男女代表共に実施することができました。
そして代表チーム一同あと1ヶ月後に迫ったW杯へ向けてこのイベントにおいても多くのパワーを頂きました。
今、日本ではラグビー、バレーボールといった競技の日本代表チームが世界と戦い大きな感動を日本中に届けてくれています。
でもそれができるのは決してメジャースポーツだけでは無いと思います。
同じ障がい者サッカー競技だけでもブラインドサッカー・ロービジョンフットサル、アンプティサッカー、ソーシャルフットボール、知的障がい者サッカー・フットサル、電動車椅子サッカー、CPサッカーに日本代表チームがあり日の丸を背負って世界と戦っています。
もちろんこの他にも障がい者スポーツ競技は沢山ありますし、健常者のまだまだマイナースポーツと言われる競技であっても日の丸を背負う競技や選手は沢山いると思います。
そういったことをもっともっと多くの方々に知ってもらう。
そして応援してもらい、その応援を力にかえて戦う選手たちが沢山の方々に夢や感動を与える。
そんな形がもっともっと日本の中に広がっていけばいいなと思います。
このイベントの様子は日本で唯一障がい者スポーツの専門雑誌、「パラスポーツマガジン」にて取り上げられる予定です。
このパラスポーツマガジンでデフフットサルはもちろんのこと、デフスポーツが取り上げられることは初めてだそうです。
今回、自分はデフフットサル女子日本代表の監督としての立場でありましたが、このイベントの話を頂き企画から準備などに携わりました。
そしてこのイベントを終えて、日の丸を背負う代表チームとして結果を出すために日々取り組まなければいけないのは当たり前ではありますが、それと同じくらい今現場にいる自分達がこういった活動、発信をしていくことの大事さを改めて感じました。
このようなイベントがまた一つのきっかけとなり、規模の大きさ関係なく日の丸を背負って世界と戦う競技や選手たちを応援する、知ってもらう、その一つのきっかけになっていくようなイベントが日本の様々な場所で増えていけばいいなと思います。
W杯まで残り1ヶ月、スイスで最高の結果を出せるように。
引き続き応援のほどよろしくお願いします。
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