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インスリンをコントロールして体脂肪を減らす! Part 2

 

食事やサプリメントによってもインスリンの働きを正常にしてやることができます。特に食事で重視したいのは、イワシやサバ、サンマ、アジなどの背中が青い魚。こういった青魚に含まれる「EPA」という脂肪の一種が、インスリンの働きを高めてくれることがわかっています。

栄養素としては他に亜鉛やマグネシウム、クロム、ビオチンなどが重要になってきます。これらについては別の機会に詳しく説明していくこととしましょう。

 サプリメントとしては、「αリポ酸」、「アルギニン(アミノ酸)」、「CoQ10」などがインスリンの働きを高めてくれます。これについても詳しくはサプリメントの項で解説していきます。

 

さて、インスリンの働きを高めるだけでなく、インスリンの量を減らしてやることも重要となります。実はインスリン自体に脂肪合成酵素を活発にしてしまう作用があり、インスリンの量が減れば、それだけで体脂肪を減らすことにつながるのです。この点に着目して、「低インスリンダイエット」というものが流行ったこともありました。最近では「ローカーボダイエット」、「サウスビーチダイエット」といったものが評判になってきていますが、これらは全てインスリンを減らすことに眼目としたものです。

 では、どうすればインスリンの量が減るかというと、「消化吸収がゆっくりなものを食べる」ようにすることです。急激に食べたものが消化されると、血液中に栄養素がドッと出てきます。するとインスリンはその本来の働きとして、栄養素を細胞に運び込もうとするわけですから、インスリンもドッと出てしまうことになるのです。

いっぽう、ゆっくりと食べ物が消化されれば、血液中に出てくる栄養素も緩やかに少しずつ出てきますので、インスリンも低いレベルで安定します。そうすれば、脂肪合成が増えることもありません。

 

消化吸収をゆっくりにするテクニックについては既に紹介済み。ここでは元々ゆっくり消化される食材を紹介していきましょう。

 

    • ゆっくり消化される食材…玄米や胚芽米、ソバ、ライ麦パンや全粒粉パン、オートミール、アルデンテのパスタ、サツマイモ、サトイモ、イチゴ、グレープフルーツ、モモ、豆類、乳製品、野菜類や海藻類など 

      逆に、早く消化されてしまうNG食物は、

       
    • 早く消化される食材…白米、ウドン、食パンや菓子パン、シリアル、ジャガイモバナナ、ブドウ、砂糖を多く使った菓子類など

       

      こういったものになります。どうしてもダイエット中にこれらを食べたくなったら、運動直後に食べるようにするか、食物繊維や酢の物を一緒にして食べるようにしてください。

       
 

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山本義徳|やまもとよしのり(ボディビルダー)プロフィール

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山本義徳(やまもとよしのり)
生年月日:1969年3月25日
血液型:A型
出身地:静岡県

【経歴】
1969年3月25日生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
◆著書
・体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング(永岡書店)
・「腹」を鍛えると(辰巳出版)
・サプリメント百科事典(辰巳出版)
・かっこいいカラダ(ベースボール出版)
など30冊以上

◆指導実績
・鹿島建設(アメフトXリーグ日本一となる)
・五洋建設(アメフトXリーグ昇格)
・ニコラス・ペタス(極真空手世界大会5位)
・ディーン元気(やり投げ、オリンピック日本代表)
・清水隆行(野球、セリーグ最多安打タイ記録)
その他ダルビッシュ有(野球)、松坂大輔(野球)、皆川賢太郎(アルペンスキー)、CIMA(プロレス)などを指導。

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