「ザ・エージェント」
かなり前の話だが、深夜にTVを点けたところ、トム・クルーズとレニー・ゼルヴィガーの「ザ・エージェント」をやっていた。
内容としてはまぁありきたりで、スポーツ選手のエージェントをやる若きトム・クルーズが、シングルマザーのレニー・ゼルヴィガーと恋仲に陥るというもの。
で、トムの最後の決め台詞が、「君が僕を完璧にする」というもの。
これは使える。自分は完璧だとアピールしつつも、「でも君が必要なんだ」と女性のプライドを満たし、さらに自分の弱みをもアピールして母性本能をくすぐるわけだ。
まぁ若きイケメンだからこそ使えるセリフだし、そのままで実用性はないが、応用性はありそうである。「君がいてこそ、僕はもっと頑張れる」みたいな。
それはさておき、トムがマネジメントする選手、ロッドとの関係が面白い。エージェントというよりは友人関係なのだが、「本当の友人だからこそ、本音を言い合える。相手にとって耳の痛いことも言える」といったセリフがあった。
どうも自分のこれまでを振り返ってみて、友達にいろいろ言われたことはあったけど、自分から友達のためを思ってキツイことを言った、という経験があまりなかったように思う。
仕事でも同じことで、クライアントにキツいことはあまり言っていない。でも競技の最前線で戦っているアスリートたちには、キツイことも言うようにすべきかなーと思うようになった。
でもいきなりそうなると怖がられそうだから、徐々にキャラを変えていくようにしようか。