イノベータ-理論からみるレジスタンストレーニング Part 1
イノベーター理論によると、新しいアイデアや商品が普及する際には、次の5つのカテゴリを通過すると言われる。
以下、wikipediaより引用し、一部改変する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E5%8F%8A%E5%AD%A6
1. イノベーター
新しいアイデアや技術を最初に採用するグループ。リスクを取り、年齢が若く、社会階級が高く、経済的に豊かで、社交的、科学的な情報源に近く、他のイノベーターとも交流する。リスク許容度が高いため、のちに普及しないアイデアを採用することもある。市場全体の2.5%。
2. アーリーアダプター
採用時期が2番手のグループ。情報収集を自ら行い、他のカテゴリと比較すると周囲に対する影響度が最も高い。年齢は比較的若く、社会階級は比較的高い。経済的に豊かで、教育水準は高く、社交性も高い。イノベーターよりも採用選択を賢明に行い、オピニオンリーダーとしての地位を維持する。
この層は市場の13.5%を占め、イノベーターと合わせると市場全体の16%。
3. アーリーマジョリティ
一定の時間が経ってからアイデアの採用を行う。社会階級は平均的で、アーリーアダプターとの接点も平均的に持つ。市場全体の34%。
4. レイトマジョリティ
平均的な人が採用した後にアイデアを採用する。イノベーションが半ば普及していても懐疑的に見ている。社会階級は平均未満で、経済的な見通しは低く、社会的な影響力は低い。別名をフォロワーズ。34%。
5. ラガード
最も後期の採用者。他のカテゴリと比較すると社会的な影響力は極めて低い。変化を嫌い、高齢で、伝統を好み、社会階級も低く、身内や友人とのみ交流する傾向にある。16%。
しかしムーアによればアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には深い溝(キャズム)があるとのこと。イノベータとアーリーアダプターの16%は新しく良いものを積極的に受け入れる傾向にあるが、残りの84%は「これまで通りの安心、今までと同じでやっていける適合性」を求めているため、新しいものに手を出さないのである。
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