電子書籍の出版を開始しました。
アマゾンのkindleで電子書籍の出版を開始しました。現在のところ、「炭水化物のすべて」と「タンパク質とアミノ酸 前編」、「タンパク質とアミノ酸 後編」の3冊が出版されています。
出版に至った理由としては・・
1. 自分の持っているデータを整理しておきたい
原稿を依頼されて書いているうちに、「あれ、前にこのハーブについて書いたな」などと思い当たることしばしば。原稿の内容がかぶらないよう新しい情報を主にするのはもちろんだが、これまでに書いた文章をもう一度確認することも良くある。そんなとき、パソコン内のさまざまな場所にちらばっている情報を探し出すのが一苦労だった。
そこでこの際、トピックごとに自分のこれまでに書いた文章をまとめておこうと決心。どうせなら、電子書籍として出してしまおうということ。
2. 書籍なら多人数に伝えられる
医者が直接助けられる人数には、限りがある。しかし書籍で健康情報を伝えれば、何万人も助けられるだろう。私はトレーナーだが、指導できる人数には限りがある。しかし書籍で正しい情報を伝えれば、何万人もの身体を変えていくことができるだろう。
3. 早めに取り掛かる必要が
とはいえ、私が伝えるべき情報は膨大だ。これまでに出した3冊で、10万字を軽く超えている。かなり早いペースだと思うが、一冊書き上げるのにだいたい2~3週間はかかる。しかし今後は「脂肪酸とケトン体」、「ビタミンのすべて」、「ミネラルとビタミン様物質」という予定だが、五大栄養素プラスαだけでもまだ路半ばだ。ハーブ系や他のサプリメントを入れると、栄養関係だけで15冊にはなるだろう。そしてトレーニングについても書きたいので、全部で30冊くらいにはなるはずだ。のんびりやっていたら、何年かかっても終わらない。
4. 電子書籍ならアップデートできる
紙の本と違い、電子書籍は内容を好きなときにアップデートできる。栄養もトレーニングも常に情報は更新されているため、これは便利である。ただ、紙の本で読みたいという方も多いので、ある程度文字数がまとまったところで紙の本としても出版する予定。今はほとんど無料で自費出版できる仕組みもあるようで、本当に良い時代になった。
5. アウトプットしてこそ、自分を高めることができる
カウンセリングをすると、勉強しても頭に入らないのだが、という質問が多い。そういう人に、私はこうアドバイスすることがある。「セミナーを開いてみては?」。他人にわかるようにアウトプットすることで、自分の中の知識の整理に役立つのだ。また強制的にアウトプットせざるを得ない状況に直面することで、集中してインプットすることができる。実際にセミナーを開かないまでも、誰かに教えるつもりでエア・セミナーをイメージするだけでもいいだろう。
私も電子書籍の執筆にあたって情報をまとめることで、あやふやだった場所がクリアになったり、論文を検索するうちに新しい論文を発見できたりして、大いにインプットにも役立っている。
これから3~4週間に1冊くらいのペースで出版していくと思います。次回出版のタイトルは「脂肪酸とケトン体 ~ローカーボ・ダイエットの実際」となる予定です。