『やめないよ』
タイトルを見てピンときた人もおられるでしょう。
そう、サッカーのキング・カズこと三浦知良選手の著書です。
日本経済新聞の連載コラムをまとめた本なのですが・・・
これを読んでキング・カズのキングたる由縁が分かったような気がします。
・筋肉は使い切る事で状態がよくなる。ケアをしっかりする。
・無理をしないと、次第に無理が出来なくなる。
・ベクトルを自分に向ける。
etc・・・
共感したり、再認識したり、、勉強になる部分が一杯。
プロとしてどうあるべきか。
常に考え続けてきたつもりやけど、この本を読んで更に深く考える事が出来た気がします。
年齢に関してゆうなら、ラグビーはやはりサッカーより体をすり減らしてしまうスポーツだと思います。
20代の後半ともなると、チームでもベテランの領域に一歩足を踏み入れてしまっています。
「自分には経験も実力もある。痛みを押して練習するより、しっかり休みながら調整した方が試合で活躍出来るんだ。」と思いがち。
もちろんそれも一理ある。
でも、そうして無理しない調整方法で続けていたら、だんだん無理が出来ない体になるんじゃないだろうか。
って思いました。
俺の目標は、全てにおいて今その瞬間の100パーセントを出し切るって事です。
99パーセントじゃダメだし、101パーセントの必要もない。
だから俺にとってのライバルは昨日の自分!!目標は明日の自分!!
今日100パーセント出し切って眠れれば、明日の朝には101パーセントの自分が生まれるから。
そうやって、毎日少しずつ強くなっていく。
そうやって一年を過ごせれば、まあ40歳くらいまでは年齢なんか関係ないね。
4年後の自分は今の何パーセントの力を持ってんねん!?
ワクワクしてくる(^.^)
近鉄ライナーズ所属時代、S本さんが言ってた「おれ、40歳越えても現役やるから」って言葉。(まだ27歳ぐらいやのに(笑))
そん時は冗談にも聞こえてたけど。
そんな毎日や1年1年を積み重ねて、ずーっとラグビー上手くなり続けたら、気付いたらそうなってるのかも知れませんね。
と、
考えるヨン様でした。
ラグビーやってたら怪我もする。
痛いところも日に日に増えてくる。
まともに走れない日もあるよ、ほんま。
でも時には、地面を這いつくばってでもそれをやり抜くっていう気概を見せろってことですよ。