最終5位という成績で、今リーグを終了しました。

本当にたくさんの応援ありがとうございました。

JTに移籍して3年。

初年は2位。

昨年は初優勝。

そして、今年は5位。

もちろん今年は、満足行く結果なんかではない。

この3年の結果だけ見れば、順調に良くなってきたのに、今年は落ちたな。

優勝して、調子にのったか？って思われている人もいるだろう。

勝負とは、そんな簡単に片付けられるものではない。

特に団体スポーツ、バレーボールはチームのバランスがとても重要。

JTは昨年優勝し、2人の主力がチームを去った。

これが、チームにとって、僕にとっては、ものすごい大きなマイナスだった。

今シーズンは夏場からチームに合流し、チームといる時間が長い分、色々な部分が見えてきた。

そして、この2人の存在の大きさを思い知った。

バレーボール人生の中で、何度かリーグ優勝を経験させてもって、見えてきたものがある。リーグ優勝するために大切なことがいくつかあるということ。

もちろん、それができたからと言って、リーグ優勝出来るわけではない。

ただ、最低限この事が出来てないと、絶対にリーグ優勝は出来ないというものだと思っている。

昨年はそれが色々と重なり合って、優勝する事ができた。

正直、今年はシーズン前から、マズイとおもっていたところがあった。

そういった中で、どこまでチームを上げる事が出来るかが自分の挑戦だった。

監督ともぶつかった。

でも、やらないといけないことはたくさんあった。

勝つために。

少しずつ良くなり始めた時に、またマイナスなできごとが起きた。

それが、天皇杯準決勝での故障、「左内転筋付着部の肉離れ」と「グロインペイン症候群」だった。

全治6週間。

レギュラーラウンドどころか、ファイナル6の出場も危ぶまれ、またここからチームも連敗を強いられた。

いち選手としての責任と、キャプテンとしての責任。

怪我で試合に出れないことよりも、こっちの方がきつかったし、苦しかった。

そんな中でも、今シーズンから出場している、大志(唐川15)とけん(中島4)の成長、そして、勇誠(安井11)の成長は頼もしかった。

なんとか試合に復帰しても、痛みとの闘い。思うように動けないジレンマ。

でも、そうも言ってられないチームの現状。

やるしかなかった。

そして、全員の力で勝ち取った、ファイナル6への切符。

1つ山をみんなで乗り越えた。

だが、またすぐにファイナル6での崖が目の前にやってきた。

残念ながら、そこは乗り越える事が出来なかった。

これが今年のチームの結果だということだ。

JTサンダーズ

2015/16 Vプレミアリーグ 5位

連覇どころか、優勝争いすらできなかった。正直悔しい。

原因は見えているところもある。

自分の力不足ということだ。

原因がわかっているから、それをすぐ直せるかというとそうでもない。

それがスポーツの難しいところでもあり、楽しいところでもある。

チームとして、選手一人一人、スタッフ一人一人として、全員が本気で考え、前に進んで行くことが出来れば、またチャンスは来るだろう。

優勝した昨年と、5位の今年の違いを…

結果は残念ながらついてこなかったが、今シーズン一緒に戦ってきた、チームメイト、スタッフ、チームフロント、事務局、家族、大切な人、そして、リーグ運営に関わった全ての方々。どんな時でも応援してくれた全ての方々にに感謝している。

ありがとう！！

この人たち、1人欠けても、バレーボールはできない。

チャンピオンを取れるのは毎年1チームだけ。

今年はどこのチームが取るのだろう。

ファイナルはいちファンとして、楽しみにしている。

最後になりましたが、いつもブログを見てくださっているあなた。

ありがとう！

これからも覗いてくれると嬉しいです。