今まで数多くの階段に出会い、様々な状況で色々な出来事や想いを感じてきた。
前の実家のやや急な薄い緑のカーペットで覆われた螺旋階段では、カーペット特有の滑りやすさを利用し段ボールのソリで滑ってみたり、小学校の屋上につながる階段は夜になると一段増えるとか、雨の高校の階段は体と精神力を鍛える場と化し、デパートのエスカレーターの階段では,,,おっとこいつはやめておこう。
まぁ、色々あった訳で。
この階段は上っちゃならねぇな。
またひとつ新たな背景を知り得た、人間の行動はいつも表裏一体でどこに何があるかわからない苦しくも儚い物語。
今日も目の前にある階段を一歩ずつ上がって行こうと心に決めた、勤続9年目に突入したまだ冷たい風が肌と心を突き刺すそんな1日の始まり。