子供の歯で気をつけること
しかし大人と同じスプーンで食事をしたり、可愛すぎるあまりにキスをしてしまうことにより虫歯菌がうつってしまいます。
…といった内容は大抵の親御さんが知っている時代になりました。
では、そういった行為に気をつければ虫歯にならないのか???
決してそうではありません。
虫歯が発生する要素には虫歯菌・食べ物(糖分)・お口の環境の3つがあり、さらに時間という4つ目の因子が重なり合うと虫歯が進行します。
細菌が糖質を分解し酸を生成
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酸により歯が脱灰
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プラーク(歯垢)があると酸の拡散が妨げられ、高い濃度での酸性状態が保たれる
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更に脱灰が進行し虫歯がどんどん深くなる
というのが大まかな流れ。
虫歯菌は無いに越したことはないのですが、赤ちゃんのうちはともかく、幼稚園や小学校に通うようになると多かれ少なかれどこかで菌を保有します。
ですから、どちらかというとブラッシングや生活習慣の方が大事だと思っていて下さい。
家庭内でダラダラ間食をし続ける習慣があったり、親御さんがマメに歯を磨く癖を身につけていないと、チビさん達は当然虫歯になっちゃいます。
小児用風邪薬のシロップなどにもお砂糖はたっぷりですから、スポーツドリンク同様気をつけてあげて下さいね!
お友達の可愛いお子ちゃま達。
定期検診で虫歯チェックも忘れずにね♡