子供の虫歯に要注意な時期は…
親御さんがチェック出来る乳歯のうちは良いのですが、永久歯が生え始める6歳〜高校生頃まで が実は一番注意しなければならない時期。
受験勉強で夜更かしして、しまいにはオヤツも食べて…なんて生活をしていたらあっという間に虫歯にやられちゃいます。(何より私がそうでした)
この時期に矯正治療を始めるお子さんは特に気をつけましょう
装置が着くとさらに磨きづらくなるので虫歯リスクがグンと上がります。
歯並びは綺麗になったものの、終わった瞬間にあちこちパッチワークのようにプラスチックを詰めなければならなくなるのは残念です。
審美的にひどい場合は被せ物で治さないといけなくなることもでてきますし、それこそ本末転倒です。
噛み合わせのバランスを整え、磨きづらい場所を無くすことによって天然の歯を長持ちさせることに繋がる矯正治療はお子さんにとって非常にメリットがありますが、その分虫歯にならないように頑張らなければならないのです
ブラッシング・フロッシング以外に手軽に取り入れやすい方法としては
★フッ素ジェルの塗布
★キシリトール100%のタブレット・ガム
があります。
ちなみにたまに「フッ素を塗って欲しい」という成人の患者さんがいらっしゃいますが、エナメル質が成熟した大人にはあまり効果がありませんので、誤解の無いように