京都の思い出
タイトルの「未来を守る〜」って、素敵なフレーズ…
「歯科保存学」とは、生涯自分の歯で食事が摂れるように、大切な歯をどうやって維持するかを探究する学問であり、いわば歯科治療の基本中の基本とも言える分野です。
虫歯治療や神経の治療、そして歯周病治療の3つが含まれます。
私はこうしたさまざまな疾患によって歯を大きく削ったり抜いたりした後の噛み合わせを再構築して機能回復を図る「歯科補綴学」を専攻し、その延長線上でインプラント治療も学びました。
そうした補綴治療を求めてご来院される方の大半は、治療が初めてということはほぼ無く。
何らかの処置を施されたケースが圧倒的に多いのが特徴です。
生じた問題に対し、神経の再治療や歯周外科などありとあらゆる手段を投入しても救えない歯もあり…
その歯が最初に病気になった際のファーストタッチがいかに大切かということを痛感しますし、今回のセッションの質疑応答にもそんな話題が上がっていました。
現代ではさまざまな研究が進み、虫歯の疑いがある歯を削るタイミングや、補う材料の可否、患者さんのライフステージによって適した治療法を見直そうといったガイドラインが学会基準で定められつつあります。
今回参加したことでまた新たな気づきを得られましたし、普段自分が行っている治療法や材料選択が学術的に裏付けられたものであるという再確認ができたのは大変有意義でした。
母校の保存科の先生方に久しぶりにお会いできたのも嬉しかったなぁ〜
(なかなか大学に顔を出せてなくてすみません!)
休憩時間には、目の前に広がる平安神宮をお散歩。
澄んだ空気に、心が洗われました。
日本酒好きは、ついついこういうところを激写してしまいます 。
酒樽を横目に一服。
チョコレート大好き!
学会帰りには1日延泊して、お寺や神社などいくつかのパワースポットを巡ってきました。
そんな話もまたいつか…
おススメのくずきり、絶品でした (^^)
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