伊勢神宮 ご参拝編
初めての伊勢神宮ご参拝っ
お伊勢さん観光ガイドの会(伊勢市観光協会)の方が歴史や神話、地元ならではのお話を交えて、とっーーーても丁寧に解説しながら案内してくださったので、外宮と内宮を両方共しっかりご参拝できたо(ж>▽<)y ☆
教えていただいたことは全部録音したいくらい(・ω・)ノ
そもそも伊勢神宮とは、内宮(ないくう)・外宮(げくう)があり、それぞれにご正宮(しょうぐう)と別宮(ご正宮に次いで格式高く、分家のようなもの)、そして、摂社、末社、所管社と呼ばれる宮社もあり、全て合わせた125社の総称。
そしてその中心になるのが内宮と外宮で、お伊勢詣りというと、この2つを周ることだそう。
内宮のご祭神は日本人の総氏神と言われる天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)で、天照大御神の食事をつかさどる、産業や食事に関する神。
内宮と外宮に共通することは、どちらも感謝すべき宮社(ご正宮)と祈願すべき宮社(第一の別宮)とに別れているということ。
感謝すべき方の宮社、ご正宮には神様の穏やかな面の魂、和魂(にぎみたま)が祀られていて、内宮の場合は天照大御神の和魂が、外宮の場合は豊受大御神の和魂が祀られている。
祈願すべき方の宮社、第一の別宮には神様の荒々しい活動的な面の魂、荒魂(あらみたま)が祀られていて、内宮の場合は天照大御神の荒魂が「荒祭宮(あらまつりのみや)」に、外宮の場合は豊受大御神の荒魂が「多賀宮」に祀られている。
案内人の方いわく、外宮には70分、内宮には90分、外宮から内宮への移動時間20分を合わせると、最低でも3時間は必要とのことだったけど、本当にそうだったd( ̄  ̄)
伊勢神宮のご参拝基礎知識をわかりやすく書いてあるサイト伊勢神宮ガイド~知っておきたい、正しい「基本」の参拝方法~があったから、事前に読んでいくと絶対いいし、より興味深く周れるd( ̄  ̄)
もっと細かい情報は伊勢神宮のHP。
何にも知らなくても、お伊勢さん観光ガイドの会(伊勢市観光協会)の方と一緒なら最初から最後まで教えてくれるから安心(。・ω・)ノ゙
まず周り方はの順番は外宮→内宮。
参拝だけではなくて、伊勢神宮で行われる行事も全て外宮→内宮の順。
外宮と内宮に入ったら、それぞれご祭神の祀られたご正宮(感謝)→別宮(祈願)の順に。
まず鳥居でのご作法。
鳥居をひとつ越えるごとに、神様の領域に近づいていくので、鳥居を越えたら誰かのお家に訪問する感覚で、鳥居の前では立ち止まって一礼してかは入る。
入ってからは、外宮の場合は左側通行、内宮の場合は右側通行で表参道(通り道の呼び方)を歩く。
それぞれの神様のいるご正宮に対して、より遠いほうから進むためともいわれていて、ご正宮は常に水のある方、川の上流の方にあるみたい。
正宮にお詣りする前には「禊」を簡略化したとされる、手水舎で手と口を清めることが必要。
そのご作法は、最初に一回すくった水で少しずつ使いながら行うもの。↓
・右手でひしゃくを持って水をすくう
・左手を清める
・左手にひしゃくを持ちかえ、右手を清める
・右手にひしゃくを持ちかえ、左手に水をすくって口をすすぐ
・左手を清める
・ひしゃくを垂直に持ち、余った水をひしゃくの柄に伝わせ、清める
参拝するときに少しびっくりなことは、賽銭箱がないということ。
伊勢神宮は長らくの間、天皇陛下以外のお供えは許されていなかったので、賽銭箱がないのだという。代わりに白い布地が敷かれている。
そのしきたりは今でも健在で、伊勢神宮のご正宮の御正殿(ごしょうでん)にお供えする際は世界中でただ一人、天皇陛下以外は許されていない。御正殿手前までの鳥居には天皇陛下以外入ることは許されておらず、皇后様も皇太子様も手前の鳥居まで。
御正殿の目の前で参拝することが許されているのも天皇陛下ただひとり。
このしきたりを守り続けているところにまず感動(/ω\)
参拝方法は基本的な二礼二拍手一礼。どこの神社もだいたい同じだけど、唯一、出雲大社は二礼四拍手一礼。
あと、伊勢神宮にはおみくじがない。
伊勢神宮に足を踏み入れたこと自体がすでに大吉だからだそう(・ω・)b
他に、建物のお話や、それぞれの外宮・内宮のお話もあるけど、いっぱい教えてもらったから、別の記事でご紹介しよぉ(・ω・)b
そういえば、外宮にはパワースポットとされる「三ツ石」があるのだけど、「川原祓所(かわらのはらいしょ)」と呼ばれて、色んな祓いをする時のただの目印で石を置いてあるだけだから、参拝ポイントではないそうだ。案内人の方がいたから、わかってよかった(/ω\)
それより、「亀石」と呼ばれる石造りの小さな橋の方が珍しくて写真ポイントだって☆
つづく・・・
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