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実習生指導



やほーーー。



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今月は人事員の方が

施設実習に来ています。



経産省や国交省など

色んな役所から各4人ずつ

約一週間の実習だそうです。





年齢を聞いたら23歳だって。笑



ゆりより若い!!!w


ちょっとお姉さん面でもしてやるか♬と

影で思いながら、指導を行いました。笑





おじいちゃんおばあちゃんの集団生活。



住み慣れた家を離れ、

ルールが沢山あるこの場所で

生きていかなければならない現実。



笑顔がたくさんある中に隠された

おばあちゃん達の想い。




色んなことを感じてもらえたらいいなと思います。



ネガティヴもポジティブも

両方あります。




施設を見たあと

『自分は将来、こんな場所で生きたくない。』

『こんな場所で生きるくらいなら死にたい。』

そう思う人もいます。



『おばあちゃんが笑顔で話してくれて癒された。』


『職員の人がとても忙しく動いていて大変そうだった。』


などなど


色んな意見があります。



私がいちばん

学んでほしいと思うこと。



それは、



自分自身の小ささを理解することです。





おばあちゃん達の笑顔や

介護士の笑顔を見ることが出来たら

もう一度振り返ってみてください。





ルールに縛られ、家族にもなかなか会えず、病と闘いながら、食べたいものも食べられない。


外の空気を吸いたくても、なかなか出れず、


入りたくないのに、もしくはもっと入りたいのに我慢して週二回お風呂に入る。


面白くもない幼稚なゲームをさせられ、歌いたくもない童謡を歌わされる。


立ちたくても一人では立ってはいけない。


など、言えばたくさん出てきます。




こんな状況で


貴方は笑顔になれますか?



誰かのために何かをしてあげたいと思いますか?




以前、夜勤の時の出来事です。




自分のうんちを

わざわざ持ってきたおばあちゃんがいました。


暗い廊下をのそのそ歩きながら、


『お姉ちゃん、おはぎ作ったからお食べ。』


と彼女は言いました。


ニコニコしながら

持っていたうんちを私に差し出しました。





凄く驚きましたが


よく考えてみると…




「こんな場所」で生きているにも関わらず、私にお萩を作ってくれようとしてくれた。


「こんな場所」で生きているにも関わらず、誰かのために何かをしたいと思えるおばあちゃん。




私は自分が辛くなると

イライラもするし、

言葉がキツくなり、

八つ当たりも全然します。




だからこそ

この人たちには

一生敵わないなと思いました。




私には真似出来ません。




どんなに体が動かなくなっても

認知症になったとしても

生きてきた軌跡は残ります。




私はそこで、

おばあちゃんの器の広さを知ったと同時に

自分の小ささも思い知らされました。





人間としての一番大切なこと

日々もらっています。




限りのある実習期間の中で


実りのある時間になれるよう、


私もできる限り頑張ります。^ ^





素敵な大人が増えますよーに。





yun.









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