「建築と介護」という視点
やほーーーー。
この間、
グッドデザイン賞など、国内外で数々の賞を受賞されている
一級建築士 山崎健太郎さんのトークイベントにお邪魔しました。(^^)
【写真:中央】
そこでお話しされていた
佐賀県にある認知症の方のための心療内科、
「さやのもとクリニック」をご紹介します。(^^)
↓こちらは待合室です。
オシャレなラウンジのような空間で
居るだけでリラックスしそうですよね。
まさか、「患者さん」が来る場所とは誰も思わないでしょう。
夜のライトアップもとても綺麗!!
認知症の本人と医師が向き合うだけではダメ。
家族とも向き合う時間やきっかけが必要だ。
「認知症」は病気じゃない。
家族も本人もここに来れば癒され、心が休まる。
来ている人同士が仲間になれる。
そして、地域で感じられる場所。
建築家という立場から見た医療や福祉は
思わずハッとさせられました。
今まで、「人」にしかフォーカスを当てて来なかったからです。
与えられた場所で、どう生活していただくか。
もちろんそれが介護福祉士の仕事ではあるけれど
より良い介護のカタチを追及するのであれば、
介護のプロとして、もっと大きな視野で見ていかなければいけないと思いました。
多職種との連携は医療・福祉職だけではなく、
建築家やスポーツ、音楽家、IT、など幅広い職種と連携し
介護福祉の新しい価値を創っていくことが今後の私たちの未来を
変えていくような気がします。
福祉職にはできない新しい「認知症ケア」。
ぜひ、見てみてください。(^^)
http://ykdw.org/works/sayanomoto-clinic/
Y.