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風になろうぜ

今回のテーマは「バイク」。ツイッターのアンケートにご参加頂いた皆様ありがとうございました。

 

現状僕の移動手段の8割は電車でして、残り2割は車となっております。ただ、独身時代の移動手段は10割がバイクでした。雨の日も雪の日もどんな日もバイクでした。嵐の中必死にバイクを走らせ、対向車に笑われたこともあります。タイヤのほとんどが雨水に浸かる中で、並走するバスの運転手が「頑張れよ!」的な口の動きを見せるほどの日もバイクでした。つまりは結婚をきっかけにバイクに乗るのを止めた訳です。

 

僕が初めて乗ったバイクは高校生の頃、ホンダのディオという50ccの原付スクーターです。16歳になった瞬間に免許センターに行って原付免許を受験。まったく勉強せずに行ったためか、元来の出来の悪さが祟ったのか、その時は不合格。二度目は満を持して免許センターの近くにある、行くとそれなりに問題を解くコツを教えてくれる場所に行き、ほぼ満点で合格。

 

親にお金を借りて原付スクーターを新車で買った訳です。当時流行していた半帽ヘルメットを買って、どこに行くのも原チャリで動くようになりました。19歳になるまで乗り続けた原付でしたが、ある日突然、いつも置いていた無料駐輪場に行くと、どこにも見当たらない。いつもと同じ場所に、同じようなハンドルの向きでロックを掛けたのに、どこにも無い。そうです。一台目のバイクと僕は突然別れるという結末だったのです。(盗まれたってことです)

 



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すっかりバイク移動が染みついていたこの身体。今度は中型バイクにしようと、教習所に通いだします。すでに普通自動車の免許はもっていたため、数週間で取得できた中型二輪。まずは当時兄が乗っていたスーパーフォアという、とんでもなく加速する化け物のようなマシンを借りて乗っていました。

 

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いわゆるネイキッドというスポーティな種類のバイク。ふとっちょの身体にはまったく似合わないバイクだったので、今度はローンを組んで当時リメイクされたばかりのフュージョンというビックスクーターを購入。

 

この座面はまるでリビングのソファに座っているほど快適でしたし、まぁ、そこそこの人数の女性を後ろに乗せて走っていました。もちろん殺し文句は「風になろうぜ」です。なぜか大抵の女性は爆笑していましたけど。

 

 

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フュージョンを乗り続けて4万キロほど。いろいろとガタが出始めたころに、今度はフリーウェイというこれまたビックスクーターに乗り換えました。なぜこれにしたかと言うと、フュージョンの唯一の弱点である、車体がやや大きいところを考えたためです。当時どこに行くにも乗っていたバイク。渋滞にハマらないために、スリムなバイクが欲しくなりまして、やや小さめの250ccに乗り換えたのです。

 

これもまぁ、良いバイクでして、なんだか可愛げの塊りのような乗り物でした。しかもパーツも多く、カスタムにはもってこいのビジュアルだったのです。しかし、これが結構古いバイクで、すぐにガタが来る。

 



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そこで今度は見た目は重視せず、モテるかどうかも考えずに、とにかく長く乗れる丈夫なバイクを探し始めました。なおかつ、あの頃からトラウマになっていた盗まれないバイク。そこでバイク屋さんに相談したところ、バイク便でよく使われるほど丈夫で軽く10万キロは走ると言われ、尚且つおじさんしか乗らないほどのオシャレとは逆行したビジュアル。通称おじさんスクーター、本名「フォーサイト」というビックスクーターです。

 

 

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これがまぁ、快適でスピードもそこそこ。収納も広く、とにかく丈夫。当時のスクーターの中ではそこそこダサいデザインだったため、どこに置いていても盗まれる心配も無し。すべてにおいて理想のバイクを手に入れまして、これが僕の独身時代に最後に乗ったバイクと言っても過言ではないものとなったわけです。

 

その後、近所のコンビニに行くレベルで乗っていたリードという100ccのバイクがありましたが、ほどなくして手放し、僕のバイク人生はピリオドを迎えました。いや、バイク人生のエンジンを止めました。

 

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そんな僕ですが、今でもバイクに乗りたくなる瞬間は多く、未だにネットで中古バイクを探したりするわけです。本気で欲しくなることも多く、その度に嫁さんに「バイク買おうかなぁ」と相談するのですが「は?なんで?」と聞かれ「あったら便利だから……」と答えると「何が便利なの?一人か二人しか乗れないじゃん?うち、四人家族だけど?」って言われます。

 

「でもほら、娘が大きくなって、何かの時に学校までパパがバイクでお迎えに行ったら、娘の友達とかが、カッコ良いパパだねぇって言ったりしてくれて、娘的にも自慢のパパになれたり……」と長々と説明している頃には、もう部屋に居なかったりテレビに夢中だったりするわけです。そんな夜は僕はひとり、熱めの風呂に入るわけです。でも、いつかまた、バイクに乗りたい。出来ればハーレーダビッドソンのスポーツスター。これもひとつの夢ですね。

 

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さて、バイクとはまったく違う夢ですが、こちらもひとつの夢の時間であり、バイクのように駆け抜ける時間となる大イベント「忍術学園学園祭」のお知らせです。そのスピードは免停必至の躍動感となることでしょう。

 

 

ミュージカル「忍たま乱太郎」 第7弾

『忍術学園 学園祭』

 

【公演日】 9月24日(土)14:00開演/18:00開演

      9月25日(日)12:00開演/16:00開演

 

【会 場】 舞浜アンフィシアター

 

【出演者】 海老澤健次 鐘ヶ江洸 早乙女じょうじ 白柏寿大 秋沢健太朗 反橋宗一郎 北村圭吾 翁長卓 杉江優篤 薫太 橘龍丸 倉本発 幹山恭市 高橋光 小笠原竜哉 松村凌太郎 湯浅雅恭 石井靖見 中村利裕 開沼豊 北村海 迫英雄 真佐夫 今井靖彦

 

【スタッフ】 構成演出:菅野臣太朗 音楽監督:YOSHIZUMI 振付:酒井麻也子 殺陣:今井靖彦 キャラクタービジュアルアドバイザー:馮啓孝

 

【主 催】 ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会

 

(NHKエンタープライズ/ムービック/エーディープロジェクト/サンライズプロモーション東京)

 

【お問合せ】 サンライズプロモーション東京 0570-00- 3337(全日10:00‐18:00)

 

【公式HP】 http://www.musical-nintama.jp/

 

【公式Twitter】 @myu_tama

 

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【チケット】 最速先行/2016年7月25日(月)12:00~8月3日(水)23:59

 

◆e+(イープラス)  http://eplus.jp/musical-nintama/

 

一般発売日/2016年9月4日(日)10:00~

 



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Profile

開沼 豊(かいぬまゆたか)

開沼 豊(かいぬまゆたか)
生年月日:1980年6月25日
身長・体重:178cm・118kg
出身地:埼玉県

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