怪我から学ぶ教訓
今回のテーマは「病気や怪我から学んだこと」。ツイッターでテーマをくださった「あつみぃ」さん、ありがとうございます。両親から水のように牛乳を飲ませるという育児のお陰で基本的には丈夫に育った私の身体。それでもやっぱり男の子たるもの、生きていると大小様々な怪我をするものです。
小学校低学年の時にプールが大好きだった僕。夏休みに父親が急遽テーマパークにあるプールに連れて行ってくれることになり、大喜びでリビングを駆け回り、玄関を飛び出て町内を走って一周したことがあります。あの角を曲がれば自分の家の玄関という最終コーナーで盛大に転び、大きめの擦り傷が膝にできてしまいました。泣きたいほど痛かったのですが、これでプールに行けなくなったらヤバイと考え、素知らぬ顔で「ただいま」と家に帰り「怪我してるじゃない!」という母に対して「え?あぁ、ちょっとそこでね」と余裕の素ぶりを見せましたが、ばい菌が入ったらどうたらこうたらでプール行きは中止。そこで膝の痛さと悔しさで大泣きしました。
ここで学んだ教訓!
どんな時も浮き足だってはならない!
小学校六年生の頃。学校の校門付近にひとつだけ滑り台のような遊具があり、そこを仲間内で占領し、滑り台周辺しか逃げてはならないというサバイバル鬼ごっこが流行ったのです。滑り台を中心に半径3メートルほどの中での鬼ごっこ。鬼は割とすぐに捕まえることができる状況ですので、必死に逃げます。しばらく遊んでいた時のこと、僕が鬼になった瞬間、今まで誰も使っていなかったルートを見つけたのです。それは滑り台の下をくぐるという近道。これを開拓すれば後世に残る新発見になる。このサバイバル鬼ごっこの歴史が変わる!そう思い、鬼になった瞬間に滑り台の下をダッシュでくぐり、タッチ!全員が「その手があったか!」と驚いている中、ひとりの友人が「ゆたちゃん、頭から、、、」え?と手を側頭部に当てるとヌルっと、、、手のひらは真っ赤でした、、、そう。滑り台の下をくぐる際、少しだけ飛び出ていたネジに頭をかすめていたのです。すぐに保健室に行き、救急で整形外科へ。人生で初めての「縫う」という経験をしました。
ここで学んだ教訓!
初挑戦は検証を繰り返して臨むべし!
それから数年後。中学に進学して柔道部に入った頃。ここから高校三年生まで部活漬けの毎日を過ごすわけです。なかなか厳しい部活だったので、ちょっとの怪我では休ませてもらえませんでした。足の指を剥離骨折した時も顧問に「痛いか?」と聞かれ「はい」と答えました。すると顧問は「痛いのは生きている証拠だから、命を感じながら練習に励め」と言われ、足を引きずりながら稽古をしたことを覚えています。
ここで学んだ教訓!
痛いのは生きている証拠!
さらには、稽古中に先輩のかかとが僕の左スネにあたり、信じられないぐらい足が腫れ、拳ぐらいの大きさになり、その後表面が腐るほどの怪我をしたことがあります。今でもそこだけすね毛が生えてこないほどの大怪我でしたね。
ここで学んだ教訓!
残る古傷から今を戒める。
大学に進学。好きな女子が出来て、グループで体育館でバレーボールをしていたとき。チーム替えをしようと話になり、僕はあの手この手を使い好きな女子と同じチームになり「絶対に活躍してやる」と考えていたとき、ネットをくぐって移動しただけでギックリ腰。そのまま病院に行き、それから一ヶ月、ヘルニアで入院。退院した頃にはその子にすでに彼氏ができていました、、、
これらで学んだ教訓!
入院すると時間が止まる!笑
芸能の道に進んでからも怪我をすることがありますし、誰かが怪我をする時に居合わせることもあります。病気をしながら舞台に立ったこともあります。そりゃ極力しない方が良いのですが、人間生きている限り避けられないものでもあります。そこで大事なのは、負けない心と怪我や病気と「良いお付き合い」をしていくこと。そして学んだ教訓を心に刻み、絶対に忘れないことです笑。
さて、教訓を胸に必死につくっている舞台があります。
どちらもよろしくお願いします!!
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