初のポプコンエイジオンラインコンサートが10月18日（日）17時よりスタートした。
オープニングはキャストが勢揃い、和気あいあいとしたトークで始まった。一曲目は「夢想花」でみなさんをお出迎え。ソロパートありコーラスパートありの賑やかな作品になった。
ランスルーではパート部分を確認しあったり、ベテランのキャスト達が真剣に練習、本番ではオリジナルとはまた違った味付け、あたたかで華やかな花が咲いた。
Chageと三浦和人（元雅夢）の気のおけないおしゃべりは定番であるが、その後はお馴染みの「ひとり咲き」。年に一度だけ結成するデュオはスーツ姿も相性もバシッと決まり大人のかっこよさ全開である。３本のギターが楽曲を盛り上げ、二人のパワフルな歌唱を更に引き立ててくれた。
三浦のソロは、ピアノの澤近のコーラスが力強く支えて情熱的な「愛はかげろう」。続くは先輩のNSPのカバー曲「夕暮れ時は淋しそう」。NSPの後期メンバーでもあった澤近のオカリナ演奏、懐かしさでいっぱいになった。
そして、三浦とのクロストークが終わって、一人でピアノの前に座った辛島美登里、オレンジのシンプルなワンピースが白い肌によく似合う。大ヒット曲「愛すること」を弾き語りでせつなく美しく歌い上げる。コロナ禍の今、歌詞が胸に響く。
としみじみしていたら、なんと本人の希望のカバーは「大都会」。バンドメンバーもびっくり！そしてムッシュパートは、またまた澤近で圧巻であった。
かっこいい男前の美登里さん、ファンの方はびっくりされたのではないでしょうか？
今度は辛島が相曽晴日を呼び込み、少女のような二人に変身！
昔話などしながら「待つわ」をステップもあみんさながらに愛らしく乙女のよう、歌はベテランの安定感。
そしてバトンは相曽晴日に。白を基調としたふわっと柔らかなワンピースが可愛らしい。普段はピアノの弾き語りが多い相曽であるが、この日は歌手に専念、情感こめて歌うソロは懐かしい「水彩画」。続くカバーは、門あさ美のヒット曲「月下美人」。アンニュイでセクシーなあさ美のテイストをちょっぴり残しつつも相曽晴日ワールドの素敵な月下美人となった。
さて、次は年に一度だけ会える石川優子の登場。黒のシースルーブラウスに柄物のガウチョパンツという大人っぽい装いである。ポプコンの先輩後輩の二人の思い出話に花が咲く。優子のソロは、自分で作った曲が初めてシングルになったという思い出深い「レット・ミー・フライ」。40年近くたった今もユッコは健在である。せつなくてかわいい声は変わっていない。
「チャゲちゃぁーん」と石川の呼び込み後は、「ふたりの愛ランド」一年に一回だけ会える乙姫様と彦星。ピアノ澤近のアレンジはオリジナルテイストに近くて、軽快で楽しい原曲そのままのノリで楽しめる！
ふたりの愛ランド誕生秘話、をChageが軽妙に語る。
そして、ユッコのリクエストに応えたChageと歌うのは…「渚の誓い」B面のユッコの曲である。
50’sのテイストたっぷり、Chageの甘いヴォーカルがユッコのつややかなヴォーカルと溶け合い、いいムードであった。
Chageが、おっとりしたユッコをいじって大笑いのトークが終わるといよいよトリはChageのステージ。歌うは、学生時代に作ってソロとしてポプコンに応募した懐かしさいっぱいの「夏は過ぎて」。Chageのギターが加わるとサウンドがぐっと厚みを増して、力強い見事な歌唱力は心に強く響く。
そして、いよいよフィナーレ！
この曲しかないでしょ、と皆が最後に届けるのは〜中島みゆきの「時代」。
キャストそれぞれの時代をソロパートに込めて、全員で歌う時は皆の明日を思いながら、心を込めて。
画面の向こう側にいるオーディエンスにそんな想いが届いたことだろう。
ピアノ、アレンジの澤近泰輔、ギターの円山天使、パーカッションの鯉沼章、皆コーラスも素晴らしくステージをしっかり盛り上げてくれた。
昭和〜平成〜令和と歌い継がれてきた名曲の数々、これからも皆さんと共に生き続けていくことであろう。
出演者：相曽晴日、石川優子、辛島美登里、三浦和人（元雅夢）、Chage。
アーカイブチケット販売中！10月22日(木)23:59まで。
アーカイブ視聴は10月24日(土)00:00～10月25日(日)23:59の48時間
アーカイブ視聴チケット：3,600円（税抜）／3,960円（税込）
情報提供元：WWSチャンネル
記事名：「【ライブレポート】Chage、石川優子ら「僕らのポプコンエイジ・オンラインコンサート2020」に出演！昭和〜平成〜令和と歌い継がれてきた名曲の数々で魅了。」
