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【ライブレポート】スピッツがVIVA LA ROCK 2018に登場!時代を超えて聴き継がれる名曲のオンパレード!

5月24日

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5月3日さいたまスーパーアリーナでVIVA LA ROCK 2018が開催された。 今年、結成30周年を迎えたスピッツがVIVA LA ROCKのメインステージに登場。物語の始まりを思わせるSEに乗せ、メンバーが登場し一曲目に披露されたのは『涙がキラリ☆』。ハットを被った草野マサムネが曲の一番を歌い終わると早くも会場からは大歓声が。同曲がシングルで発売されたのは1995年。観客の中にはその年まだ生まれていない人も大勢いるだろう。世代を超えて受け継がれるスピッツの楽曲の物凄さを早々に思い知ると同時に目頭が熱くなる。

続いて披露されたのは1994年発表の『スパイダー』。オレンジの客電が夕焼けのようで、誰しもが勝手に青春の1ページを重ねてしまう。日本で生きている限り、スピッツの楽曲には色々な味の思い出が付きまとう。3曲目に『醒めない』、4曲目には『恋する凡人』を立て続けに披露。90年代の楽曲から2016年リリースの『醒めない』まで軽々と時を超えてスピッツらしく自由にセットリストが組まれている。 「どうもこんばんはスピッツです。まだ元気は残ってますか?素敵な夜にするからさ」そう話す草野マサムネの手元には稲が。スピッツの前にライブをしたレキシの稲のことを話題に出し、観客の笑いを誘った。

そして演奏されたのは『チェリー』。客電はピンク色に染まり、観客の表情はロックフェスではなかなか出会えない優しい表情に。そして時々涙ぐむ人も。 そして続いては『スターゲイザー』を披露。真っ赤な客電は怒りや悲しみなど特定の感情ではなく、ただただ高まる感情の純粋な高ぶりを投影しているようだった。『ウサギのバイク』からはライブ後半戦に移り、ギターをエレキギターに持ち替えた草野は『スピカ』を立て続けに演奏する。サウンドはソリッドなロックサウンドながらゆったりとしたミドルテンポで進行する楽曲はスピッツらしさ全開だ。 「ここ数日夏みたいな日が続いてますけど、夏バテとか大丈夫ですか?夏みたいな中で『春の歌』という曲を聴いてください。」この日はメジャーな曲を惜しみなく投下してくれるスピッツ。

『春の歌』の後はカラフルなサウンドでステージを彩る『さわって・変わって』がスタート。ライブで聴くとハードな間奏と伸びやかなボーカルのサビがあまりに対照的で新鮮だ。『8823』を挟み、最後に披露されたのはアルバム『ハチミツ』から『トンガリ’95』。選曲は最後までマイペースに、稲穂を振って草野マサムネはステージを後にした。

(取材/文:樋熊涼 Photo©VIVA LA ROCK 2018 All Rights Reserved.  撮影:古渓一道)


情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「【ライブレポート】スピッツがVIVA LA ROCK 2018に登場!時代を超えて聴き継がれる名曲のオンパレード!」




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