10月24日（水）、東京の多彩で奥深い芸術文化とこれからの東京の在り方について語るトークイベント、「文化芸術都市 TOKYOの未来」が東京芸術劇場で開催され、ももいろクローバーZ（以下：ももクロ）のリーダー・百田夏菜子、小池百合子東京都知事らが出席した。
トークイベント「文化芸術都市 TOKYOの未来」では、ゲストの映画監督・本広克行、東京芸術祭総合ディレクター・宮城聰らも交え、2020年の「東京オリンピック」「東京パラリンピック」を契機に、東京の文化、芸術面を世界に発信していくことをテーマにトークが盛り上がった。本広や宮城の演劇へかける情熱や、百田のアイドルとして、演者としての視点も交えた有意義な意見が小池都知事に伝えられた。
イベント終了後には報道陣向けの囲み取材が行われ、登場した百田は「ずっと緊張していたんですけど、みなさんと楽しくお話ができてよかったです。まさか都知事とお話しできると思っていなかったので嬉しかったです」と感想を述べた。
イベントに訪れた観客のももクロのファンについて、「お客さんも緊張していて、普段は私たちの会場はすごくカラフルなんですけど、今日は赤の方と、仕事帰りのスーツの方々がいて、いつもと違った雰囲気でした」と笑顔を見せた。
今回のトークセッションを経て小池都知事は「みなさんの演劇にかける熱い思いを受け止めました。また『東京オリンピック』『東京パラリンピック』という絶好の機会に芸術、文化、演劇、音楽を含めて、ぜひ発信をするチャンスを生かしていきたいと思います」とコメント。演劇や芸術面での新たな人材育成に取り組みたいという
思いも明かした。
トークイベントでは、ももクロの原点が路上ライブだった事について触れられた。路上ライブは世界に発信していけるかと意見を求められた百田は「もし、やらせていただけるのであれば路上ライブを・・・」とおそるおそる言うと、小池都知事は「警視庁の方に言っておきます」と発言し会場を笑いで和ませた。
最後に百田は、自身の思う東京の文化について「私はアイドルというお仕事をさせていただいていて、『アイドル』という文化はもっともっと自分たちが発信していけるんじゃないかなって思うので、できる事は力を入れていきたいです！」と意気込んだ。
情報提供元：WWSチャンネル
記事名：「ももクロ・百田夏菜子「路上ライブがしたいです！」と嘆願！小池都知事「警視庁に言っておきます」」
