11月22日（木）、AKB48 チーム8が出演する湯浅順司氏プロデュースによる新公演『その雫は、未来へと繋がる虹になる。』が初日を迎えた。初日公演に先立ち、関係者向けのゲネプロと囲み会見が11月21日（水）に東京・秋葉原のAKB48劇場で開催された。
『継承と変革』をコンセプトに構成されたセットリストは、AKB48が結成した2005年から2017年までの楽曲が1年1曲で含まれている。また、公演当日に雨が降った場合に楽曲が1曲増えるという仕掛けを初めて採用した。
本公演をプロデュースした湯浅氏はセットリストについて、AKB48との出会いを振り返りながら「今、特に勢いのあるエイトの子たちがAKB48劇場で公演を行うときに、何をやらせていただくのがいいかと考えたときに、2005年から続くAKB48の楽曲をやるというコンセプトで選ばせていただきました」とコメント。
続けて「AKB48の楽曲は693曲。派生ユニットの楽曲だけで366曲あります（11月22日現在）。1000曲を超える中から選ばせていただいて、相当悩みました。できる限り昔の良い曲、今の良い曲から引っ張ってきて、秋元先生から頂いている『神曲』を、僕がどれだけ噛み砕いてセットリストにするかが今回の命題でした」とセットリストを組むまでの苦労を明かした。
公演に出演した岡部麟は、初めてやった楽曲について「『ライダー』は曲を聴いたことがなかったので、こんな曲もあったんだっと驚きがありました」と関心し、坂口渚沙は「『ライダー』と『虹の列車』以外は知ってました！」と自慢げに答えた。吉川七瀬は「『細雪リグレッド』はすごく良い曲でメンバーも好きって言ってました」と推し曲を明かした。
ユニット曲の『愛しさを丸めて』で自ら振付を考案した横山結衣は、「歌詞に合わせて振りを作ることが多いので、これから来てくださる方も、振付にこういう意味があるのかなって考えながら見てくださると嬉しいなと思います」とコメントした。
公演のテーマにもなっている『雫』は、さまざまな言葉に言い換えることができる。テーマを初めて聞いた時の心境について岡部は「（他のチームとの）兼任が始まってからは先輩たちの活動が多くなってきて、うまく馴染めないなという悔しさもありました。チーム8で暖かい雰囲気を感じながら何年もやってきたので、それぞれのチームでみんな涙を流しながら、苦労してやってたのは知っていました。公演のMCやユニットで自分の見せ場で魅せ方を学んで、（この公演に）持ち帰ってやってるなっていうのは感じました」と、メンバーの成長に触れた。
追加メンバーの寺田美咲は公演への意気込みを「エイトの公演の初日メンバーに選ばれるのは初めてで、記念すべき日にステージに出られるのは嬉しいです。川原美咲ちゃんとはレッスン中に2人でいる時間が多くて、フリを確認したり、ユニットも一緒なので何から何まで一緒にやってました」と述べ、川原美咲は「エイトの選抜に選ばれるの初めてですごく緊張しました。去年の『エイトの日』からデビューして、ずっと初期メンの方たちと一年間の中で仲良くなれた気がします。最近では、太田奈緒ちゃんもイジれるようになりました」と報告し、会場を沸かせた。
【公演概要】
公演名：湯浅順司プロデュース「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」
出演メンバー：
坂口渚沙（北海道）／横山結衣（青森県）／谷川聖（秋田県）／佐藤七海（岩手県）／岡部麟（茨城県）／髙橋彩音（埼玉県）／吉川七瀬（千葉県）／小田えりな（神奈川県）／太田奈緒（京都府）／山本瑠香（和歌山県）／大西桃香（奈良県）／人見古都音（岡山県）／行天優莉奈（香川県）／川原美咲（佐賀県）／寺田美咲（長崎県）／倉野尾成美（熊本県）
【セットリスト】
M00：overture
M01：蕾たち
M02：スコールの間に
M03：ビバ!ハリケーン
M04：言い訳Maybe
M05：10クローネとパン
M06：愛しさを丸めて
M07：キャンディー
M08：純情ソーダー水
M09：ライダー
M10：細雪リグレット
M11：アンチ
M12：アクシデント中
M13：光と影の日々
EN1：After rain
EN2：47の素敵な街へ
EN3：直角Sunshine（雨の日限定）
EN4：虹の列車
情報提供元：WWSチャンネル
記事名：「AKB48 チーム8、新公演は天気で楽曲が変化！？湯浅氏プロデュース『その雫は、未来へと繋がる虹になる。』ゲネプロ開催！」
