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“奇才”のシンガー糸奇はな、姿を明かさないワンマンライブで圧巻のパフォーマンス画像あり

11月11日

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奇才を放つシンガーソングライター糸奇はなが、11月10日(日)都内でワンマンライブを開催した。
これまでメディアをはじめ自身のSNSでも姿を明かすことはなく、音楽活動をはじめ、イラスト、版画、刺繍などの創作活動からモールス信号まで、様々な手法で独自の世界を発信してきた彼女。4度目となる今回のワンマンライブも非常に注目されていた。
そのパフォーマンスは、ステージの前に掲げられた白い幕に、VJとのコラボレーションによる幾何学模様など幻想的な映像を映し出し、糸奇はその幕の後ろで歌い、ときおりシルエットが見えるだけというもの。

クラシカルでありながら、打ち込みを駆使した現代的かつエッジ―なサウンドと、VJが創り出す映像は、彼女の独特な世界を作り上げる。ピアノの弾き語りのとき、そのシルエットは濃く映し出され、オーディエンスはその‘一挙手一投足’を見逃さないよう食い入るように観ていた。海外作家の詩を朗読し、さらにその世界を作り上げていく。
糸奇の繊細で、ときに情熱的なその歌声に、オーディエンスは聴き入っていた。
どこに心があるの?と問いかけるような曲「heartless」、全て英詞の「A Love Suicide」、冷たくなったり、燃やしたり、何かを信じたりを繰り返していくという心境を綴った新曲「COLD GHOST」など、全16曲を披露。
MCでは、「自分は誰に名前を呼んでもらいたいんだろう」「何もないなぁ、という気持ちがあるけど、何もないからこそ、夢を見ること、信じることはできるって思う。」と彼女は語った。
ライブの最後に、一礼するため白い幕の前に現れたとき、オーディエンスは思わず悲鳴にも近い歓声を上げていた。「教えてよ、どこに心はあるの?」と震えるような声で自問自答する彼女。
糸奇の心を探す旅は、これからますます多くの観衆を巻き込みながら進んでいきそうだ。

またこの日、2月8日にワンマンライブが開催されることが発表された。詳細を楽しみに待とう。


【プロフィール】
糸奇はな
海外生活をおくっていた小学生の頃にロンドンで観た「オペラ座の怪人」に衝撃を受け、憧れ、声楽を学んだ後にオリジナル曲の制作を開始。2012年頃から作品を発表しはじめ、京都市立芸術大学声楽科卒業を期に2015年春から本格的に音楽活動をスタート。
歌唱、作詞、作曲、アレンジ、打ち込み、楽器演奏(ピアノ、フルート、メロディカ、、)といった音楽にまつわる全てのことをひとりでこ なし、またそれだけでなくイラスト、動画、漫画、版画、刺繍、ゲーム作りからモールス信号まで、様々な手法で独自の世界を表現するマルチアーティストである。


【ライブ概要】
4thワンマンライブ “Dreaming In my Own Void”
日時:2019年11月10日(日)16:30open/17:30start
場所:渋谷Galaxy銀河系 

【セットリスト】
1.悪魔とおどる 
2.忘却舞踏
3.きみのいちばんになれないのなら
4.灰色の幻影
5.ROLE PLAY
6.わすれられぬ歌
7.スリーマンス
8.PLAY
9.体内時計
10.A Love Suicide
11.かそう
12.COLD GHOST
13.74
14.偶像
15.あこがれ
[en core]
16.heartless


情報提供元:WWSチャンネル
記事名:「“奇才”のシンガー糸奇はな、姿を明かさないワンマンライブで圧巻のパフォーマンス」




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