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藤原新太独占インタビュー

出会いがすべてターニングポイントになって

『TEAM花時。』を立ち上げるきっかけを教えてください。
27歳の時にランカウイ島のランカウイ倶楽部さんで何かイベントをやってほしいという依頼があったんです。イベントの企画とか何か催し物をやるとか…まったく経験がなかったんだけど「はい、やります」と受けてしまって…。
しかし・・・「この予算でイベント？厳しいなぁ。」　と、経験のない僕ですら思いました。
でも受けてしまったので「イベント、舞台にしませんか？」って自分で舞台を作ったこともないのに必死だったのでハッタリかましちゃったんです。でも、この経験が、のちに『TEAM花時。』を立ち上げるきっかけになるんですよね。

脚本や演出もランカウイのことがきっかけで…？
そうですね。でも、最初の作品は、他劇団にお願いしてプロデュースしてもらったものでした。その時に「次に進むためには自分でやらなきゃ」と思ったんです。脚本を書くことも、演出も…。「自分がやりたいことなのに、自分でやってないじゃん」って言われたくないという思いがありましたから…。

ちなみに、「花時」と書いて「はなじ」と読む名前にしたのは…？
単に、メンバーが飼っていた猫の名前を拝借しました。その猫は『TEAM花時。』の会長になっています！（笑）
名前といえば…ランカウイの一件で、うつみ宮土理さんと出会って。
僕の「新太」という芸名も、うつみさんがつけてくださったんです！

新太というお名前はご本名かと思っていました！　
芸名なんです（笑）。うつみさんには、家族ぐるみでお世話になってしまっております。僕自身、本当に尊敬する方なんです。『中目黒キンケロ・シアター』で『TEAM花時。』の公演をさせていただいたり…文字通り公私ともにお世話になっています。
サッカーでは兄や近所の選手たち、受験では仲間、舞台関係では、うつみ宮土理さん始めご指導頂いた先輩方。。。僕のターニングポイントには必ず人との出会いがあるんですよね。