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“神童”　那須川天心　独占インタビュー

それは、女性に対しても亭主関白でありたいとか？
「いや～、それは実際に接してみないとわからないですね。でも、最終的にはそういう形にしていきたいというのはあります。やっぱり家庭は、父親がしっかりしていないとダメだと思うので」

やはり、ご自身のお父さまは尊敬できる存在？
「そうですね。特に格闘技の面では尊敬しています」

お父さまからいただいた言葉で、特に心に残っているものは？
「前にもその質問をされたことがあるんですけど、覚えてないんですよね（苦笑）。格闘技に関するアドバイスもホントにいろんな方からいただくんですけど、“こういうのがいいよ”と言われたらそれを取り入れてみて、ダメだと思ったらすぐに捨てる、という感じなので、あまり覚えていなくて……でも、そういう切り替えができることによって、いい方向に働くんじゃないですかね」

天心選手が小さい頃は、どんなお父さまだったのですか？
「もう、怒られたことしか覚えてない。年がら年中怒られていた気がします（苦笑）。ホントにちょっとしたことですよ。たとえば、（格闘技の）練習後にちょっと疲れたのでだらけていたら怒られたとか、結構ありました。でも、そのおかげで今の自分があるかなとは思いますけど」

今までで一番激しく怒られた記憶は？
「家で、窓から庭にぶん投げられたとか、そんなことはしょっちゅうでした（汗）。理由は僕も覚えていないんですけど、8割方は練習のことだった気がします」

反抗したから、とかではなく？
「反抗はしないです。というか、今でもできないです。もちろん（父親が）怖い存在だということもあるんですけど、反抗しても自分の体力を使うだけで疲れるので（笑）」

天心選手にとって、怖いものってあるのですか？
「お化け！　お化け屋敷とかもダメだし。よく、夏になると怖い話の特集とかテレビでやるじゃないですか。ああいうのとか、絶対にムリ！」

じゃあ、もしも遊園地デートで女の子がお化け屋敷に入ろうと言ったら？
「そしたら、まぁ、ごまかして入らないというか……そういうところには近づかない（笑）」

（笑）。身体的には怖いものはない？
「そうですね。でも、ヤンキーとかは怖いので、そういう人たちがたまっているところにはあまり行きたくない（笑）。見た目も怖いし、絡んで得することはない気がするので。普段は僕、平和主義なんです（笑）」