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9.11から13年・・・

シリア空爆を準備する理由は「米国に脅威を与えるテロリストはどこにいようとも追いつめる。米国を脅すなら聖域はない」(オバマ米国大統領)


同時多発テロから13年。
あれからずっとアメリカは圧倒的な火力を駆使し、自国から遥か彼方にある国まで出て行き戦争をし続けている。

もっと賢い向き合い方はなかったのか。

憎しみの連鎖。


世界に広がる貧富の差。


テロとの戦いとは、アメリカに都合が良くない国を潰していく戦いなのではないか・

 

「イイ奴とは自分に都合のいい奴である」(立川談志)

 

世界に恒久の平和がおとずれますように 合掌

 

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米大統領、シリアでの空爆準備…イスラム国拠点

( 読売新聞 9月11日(木)10時45分配信)

 【ワシントン=今井隆】オバマ米大統領は10日夜(日本時間11日午前)、ホワイトハウスで国民向けに演説し、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」掃討に向けた戦略を発表した。

 「イラクだけでなく、シリアの『イスラム国』に対する行動を起こすことをためらわない」と語り、イラクにおける空爆拡大に加え、「イスラム国」が拠点とするシリアでの空爆を準備する意向を表明した。

 オバマ氏は、シリアでアサド政権や「イスラム国」と戦うシリア反体制派に対しても、イラク軍同様に米軍が直接訓練し、武器を供与する方針を明らかにする一方、「自国民を弾圧したアサド政権は頼らない」と語り、対「イスラム国」でシリア政府と協力する考えのないことを示した。

 演説ではまた、「米国は広範な『有志連合』を率い、テロリストの脅威を後退させる。包括的で持続可能な対テロ戦略によって『イスラム国』を弱体化し、最終的には壊滅させる」と語った。「『イスラム国』のような『がん』を根絶するには時間がかかる」と述べ、長期戦になるとの見通しを示した。

 米軍はこれまで、イラクでの空爆の目的を〈1〉米国人や米施設の防護〈2〉人道危機の阻止――に限定してきた。オバマ氏は「『イスラム国』に対してイラク軍が攻勢に出るのに合わせ、標的を空爆する」と述べ、空爆の制約を外して、イラク国内の全ての「イスラム国」を攻撃する考えを示した。シリア空爆を準備する理由は、「米国に脅威を与えるテロリストはどこにいようとも追いつめる。米国を脅すなら聖域はない」と説明した。

 


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「報復」「戦争」「宣戦布告」
「武力行使」「大規模軍事行動」
 激しい見出しが紙面を飾り、
テレビは想像を超える恐ろしい映像を繰り返し流し続けた。

『対米同時多発テロ事件』

 世界貿易センターに飛行機が突っ込み
ビルが崩壊する様に、寒寒しい冷や汗が背中をつたう。
 すぐにNYにいる友人に電話をしたのだが繋がらない。
ならばとEメールを送ったが、無事の返事は二日後に届いた。
 ネット混雑でアクセス不能になっていたそうだ。
有事の通信に有効とれるとされていたIT通信は
決して万能では無かったのだな。

「最初、映画のロケかと思った。まだ信じられない」
 マンハッタンに住む友人は、
最初の衝突で騒然となった喧騒で目を覚まし、
飛行機がずいぶん低く飛んでいるなと空を見上げたところで、
二機目が突っ込んだ瞬間を目撃したそうだ。
 この原稿が皆さんに届くころには
米国の報復武力行使が始まっているのであろうか。
 旅客機をハイジャックし、多くの無辜(むこ)の人々を
死に至らしめた行為は絶対に許されない。
 許すわけは無い!
 しかし……。
「じゃまする国も攻撃する!」
「USA・USA・USA…!」
 ブッシュ大統領は第一声明から報復を表明し、
戦艦は大編隊を組み港を発つ。
瓦礫の上で米国民がUSAコールを唱え「報復」を誓う姿は、
まるでスポーツの世界大会会場だ。
 アメリカ人の感覚は良く分からん。
こういう時もUSAコ-ルを叫ぶのか…殺人が始まるってのに。
 ともすれば、米政府の声明は米国人の命と他国民の命とに、
その重さにおいて全く別の基準があるように思える。
今まで数々の紛争に介入してきた米国のモノサシが露呈された。
 戦争が始まる。
 米国はアメリカ的な文化、文明を押しつける癖があり、
それは「良いことをしてあげている」的な
無意識の良心に支えられている。
 ソ連の崩壊以後、米国は世界の唯一超大国として
世界基準つくりに着手するが、
それは世界中にある無数の文化、文明の変容に
理解を示していただろうか。
良心の皮を被った脅迫で迫ってはいなかったか。
 そうしたアメリカ的な文化ヘの激しい拒絶反応が、
テロという形で表現されたことは悲しい。
 日本は米国の友人として支持支援をするようだが、
何を支援するのだ? 
兵士? 医療? 食料?輸送の手伝い?
 またお金かい?
 報復は報復を呼ぶだけさ。
「報復」を「復讐」と言い換えてみるとうっすら実体が見えてくる
 オレは米国の「復讐」に荷担して戦場に行くはゴメンだ。

 ピース。
 


※ この原稿は、2001年の同時多発テロ直後に某誌連載用で書いたものです
しかし、事件直後はアメリカを非難・揶揄したコメントを出すことはタブーの雰囲気が多分にあり、担当者と話し合った結果、公に出すことを(自主的に)やめたものです。

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