いや、だって80年代生まれの僕がヨガ知ったきっかけってアレだから……
※腕も伸びません。
ヨガファイアー!
はい、子供の頃、格闘ゲームの金字塔である
『ストリートファイター2』(以下スト2)でヨガの存在を知りました、
大田タケルと申します。
『スト2』で友達が負けそうになるとゲーム機のリセットボタンを押し、ノーゲームに持ち込むという卑劣な手段に走ったことでリアルストリートファイトが勃発したあの頃、僕は小4でした。
『スト2』には何を思ったのか、ヨガを闘いに持ちだしてきたキャラクターが存在し、名を「ダルシム」といいます。
首に貧困で死んだ子供達のドクロをぶら下げているという神がかったセンスの持主ですが、(参照:Wikipediaより)
その飛び抜けたセンスは彼が扱う技にも現れています。
「ヨガ」とつけたら何でもアリだとでも思っているのか、
口から火球を放出したり、手足をゴム人間よろしく伸ばしたりして相手を攻撃します。
シリーズが進むに連れて、ダルシムは火を吹くだけにとどまらず、
宙に浮いたり、テレポートまで習得します(ヨガテレポート)。
ただ、繰り返しますが当時の僕は小学生。
そこは素直に
ヨガって凄い……
と関心しながらゲームを遊んでいました。
・大人になって知る真実
※ご存知、正統派ヨガは自宅でも行えます。
もちろん、ヨガのレクチャーアプリだって使えます。
そんな僕も大人になり、会社勤めのライターとして活動を始めます。
仕事に慣れてきたある日、上司がこう言い出しました。
「大田、明日はヨガスクールの取材に行くぞ」と。
「えっ? ヨガって、身体がすごくその……」
「そう、身体を柔らかくするあのヨガだ」
マジかよ。
「それもただのヨガじゃないぞ。ホットヨガの方だ」
「ホット……? 火が出るヤツじゃないですか! すげえ!」
と翌日、大興奮のままで現場に車で乗り付けたのですが、
そこで行われていたのは
綺麗目なお姉さん方が汗だくになりながら様々なポーズを決める、
正当なヨガでした。※当たり前。
美人に会えて嬉しい。
しかも皆汗だくで不思議なおまけ感まである。※変態
でも何だろう、
やっぱり火は吹かないのか……と少しがっかりしました。
ヨガは火を吹くものじゃあない、
そんな当たり前すぎる事実ですが、それを知るタイミングはいつだったのでしょうか。同級生にアンケートをとってみたいものです。
※『毎日ヨガ – Daily Yoga』は実施したいプログラムを追加インストールして増やしていくタイプ。
自分に合ったものだけをインストールするもよし、いくつも試してみるもよし!