【保存版】万が一に備える防災アプリ7選。DLが「災害対策」の第一歩。

首都直下型地震や南海トラフ地震など……今の日本は、いつ大災害が起きてもおかしくないと言われています。

そうした非常事態を知りながらも、「何を準備すればいいのかわからない」と、全く災害対策ができていない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、DLするだけで災害に備えられるアプリを紹介。まずアプリで防災の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

情報を素早くキャッチして、身の安全を確保。『Yahoo!防災速報』

地震では発生直前の3秒間が生死を分けると言うように、災害から身を守るうえで、大切なのは「すぐに自分の身を守ること」。

それだけに「いつ災害が起こるか?」を素早く知ることが、大きく結果を左右することになるのです。

この『Yahoo!防災速報』は、緊急地震速報を知らせてくれる数少ないアプリ。地震発生の3秒前でも情報がわかれば、安全な場所に身を隠すくらいはできるものです。

また地震だけでなく、津波・洪水・土砂災害といった災害情報、さらには天気といった災害時に欠かせない情報も余すことなく収録しています。

相手が地震だろうと、洪水だろうとあらゆる災害をサポートしてくれるのはうれしい配慮です。

災害情報の通知や表示ができるのは、指定した3か所。それらに加え、現在地の情報もあわせて知らせてくれるので、登録していない場所であっても、即座に自分の身を守る準備ができるでしょう。

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起きている事・すべき事を、信頼の情報で判断。『NHK ニュース・防災』

無事、災害から身を守ることができたら、次は速やかに避難しなければなりません。ですが下手に移動すれば、二次災害に直面する可能性も増加。場合によってはそのまま現在地に留まった方が、安全な場合もあるのです。

そうした避難が必要かどうかを見極める際に使いたいのが、この『NHK ニュース・防災』。

本アプリは、NHKが発表する災害に関連した情報をチェックできるもの。緊急地震速報だけでは知ることができない、災害の詳細情報や現在発令されている警報・注意報や地震速報など、現在のあらゆる災害情報を知ることができます。

災害直後は情報をもとに「自分が何をすべきか?」を見定めることがとにかく重要。それだけにNHKならではの信頼のおける情報をチェックできるのは、うれしいポイントです。

しかもGPS機能を使用すれば、現在地の災害状況や警報などのチェックも可能。

いつ、どこで訪れるかわからない災害だけに、常に自分の居場所に応じた準備をしておけるだけでも、十分有用と言えるでしょう。

『NHK ニュース・防災』の詳しい内容はこちら

NHKが災害に特化したニュースアプリをリリース。信頼の情報をスマホでも

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安全で近い避難所が一目瞭然。『防災情報 全国避難所ガイド』

避難が必要とわかれば、一刻も早く最寄りの避難所に避難しなければなりません。

この『防災情報 全国避難所ガイド』は現在地周辺の避難所を、オフライン状態でも表示してくれる防災マップです。

また避難所以外の位置だけでなく、建物の倒壊による二次災害のリスクの少ない大規模公園を含む「避難場所」や、高台に設けられる「津波避難施設」なども表示。今自分に迫る災害に合わせて、適切な避難場所選びをすることができます。

さらにマップには、浸水想定区域や土砂災害警戒区域を示したハザードマップも収録。洪水や土砂災害が起きにくい地域を選んで、避難所への移動をすれば、二次災害に巻き込まれるリスクも少なくなるでしょう。

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避難中も安全・迅速な二次災害への対策を。『radiko.jp』

できるだけ安全な避難経路を進んだとしても、余震や津波や土砂崩れ……いつ二次災害が発生するかわからないだけに、避難中も情報のチェックを怠ることはできません。だからと言って、スマホの画面でチェックしながら避難経路を進んでは、万が一の二次災害に対処することは非常に困難です。

そんな時はスマホ画面を見ずに情報を逐一チェックできる『radiko.jp』。

本アプリは災害時でも正確で素早い情報提供をしてくれるメディア“ラジオ”を聴くことができるもの。しかもバックグラウンド再生に対応しているので、“耳では情報チェックして、目ではしっかりと災害に備える”といった、避難時に適した使い方ができるでしょう。

またローカル局だけでなく全国ネットの局が視聴できるのも特徴。災害時に地元のラジオ局が機能しなくなったとしても、全国放送で最新情報を入手できるのは安心です。

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通信がままならない災害時も、しっかり安否確認。『goo防災アプリ』

避難所への移動を終えたら、次は家族への無事を知らせなければなりません。

ですが災害直後の通信インフラはパニック状態。まともに電話できる保証がないだけに、災害時を想定した通信手段を持っておくことが大切です。

この『goo防災アプリ』は、事前に作成したメールや、災害時に効果を発揮したTwitterを使って安否確認のメッセージを送信することができる防災ツールです。

さらに本アプリでは、自治体、各報道機関、各携帯会社の災害伝言板などの情報をまとめてチェックできる「J-anpi」も利用可能。

メール・SNS・安否確認サービスといった3種類の異なる方法で安否確認ができるので、通信障害が起きやすい災害時でも安心です。

また本アプリにはオフラインでも、避難所を表示してくれる災害マップも収録。地図データの事前DLをしておけば、勤務先から自宅までの道のりといった、広範囲の表示も可能です。

先ほどの『防災情報 全国避難所ガイド』とは違い、ハザードマップはありませんが、必要最低限の避難施設情報はしっかりと収録。帰路の途中でも避難や休憩できる場所がわかり、家族が待つ場所への道のりをサポートしてくれるでしょう。

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連絡が途絶えがちな移動中も、家族の居場所を把握。『LIFE360』

家族が待つ自宅や避難所への移動を始める際に気を付けなければならないのが、定期的な安否確認。避難所で待機するのとは違い、移動によって常に変わる居場所をしっかりと共有することが非常に大切です。

この『LIFE360』は、家族の居場所をマップ上に表示してくれる防災ツール。移動経路を記録してくれるので、いちいち連絡をしなくとも、自分の居場所を家族に伝え安心させることができるでしょう。

さらに指定した場所に家族が到着すると、通知してくれる機能も搭載。自宅だけでなく、家族間で決めた避難所を指定しておけば、電話・メールなどの連絡手段を介さずに、家族の無事を知ることができます。

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防災グッズ、何が必要かまるわかり。『防災ログ』

災害時に利用することも大切ですが、なにもアプリが活用できるのは災害時だけではありません。

災害時に必要な食料や衣類を事前にまとめておくことが、迅速な避難につながるのです。

この『防災ログ』は、食料や医薬品・衣類など、災害時のために備えておきたいアイテムがまとめられるチェックシートです。

必要な防災アイテムをチェックできるだけでなく、準備した防災アイテムの賞味期限や個数などを一括管理できる機能も収録しています。アイテムの登録の仕方も、名称や量・賞味期限を入力し、アイテムの写真をカメラで撮るだけ。

するとリストに自動でまとめてくれます。自分の防災準備状況が一目でわかり、何が足りないかもすぐに確かめることができるでしょう。

「防災アイテムって何が必要なの?」と、何から準備すればいいのかわからない人にとっては嬉しい内容です。

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アプリなら簡単に防災! でも、まだ防災の第一歩でしかない

災害速報・ニュース・地図・安否確認など、今回紹介したアプリを使えば、あらゆる災害のシチュエーションでも対処することができるでしょう。

ですが、DLしたからと言って、「確実な安全」が保障されたわけではありません。災害によりアプリがまともに使えないことだって考えられます。まずはDLしたアプリを実際に使ってみて、避難経路の確認・安否確認の方法など、自分に適した防災方法を考えることが大切なのではないでしょうか。

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