アマゾンジャパンは8月23日、AmazonのアプリとWebサイトに「バーチャルダッシュ」機能を追加しました。日用品をボタンひとつで注文できる「Amazonダッシュボタン」をデジタル化したものです。
物理ボタンは実質無料になるとはいえ入手時に500円請求されますが、デジタルなら完全無料で好きなだけボタンを用意できるのがメリット。日用品の注文を、スマホだけで素早く行えるようになります。
そもそもAmazonダッシュボタンとは?
2016年12月にリリースされたサービスで、洗剤やドリンクなど頻繁に買い足すものをボタンひとつで注文できるというものです。
出典:Amazon Dash Button
▲このようなボタンを設置。ストックが切れそうになったとき、ボタンワンプッシュで注文できる。
これまでは物理ボタンをあらかじめ用意しておく必要がありましたが、インテリアの観点などから物理ボタンを設置したくない人もいるでしょう。そんな人には、スマホで押せる「バーチャルダッシュ」ボタンが役立ちます。
バーチャルダッシュを使った注文の流れ
アプリ上でもWebサイト上でも使い方の流れは同じなので、アプリをもとに使い方を解説します。
▲Amazonトップページに「バーチャルダッシュ」欄が新設されている。
※以下、この画面を基本画面として操作方法を紹介
▲基本画面[1.商品ロゴ]をタップすると、このような詳細情報が表示される。
▲基本画面[2.ボタン]を1回タップすると金額が表示され、もう1回タップすれば注文確定。
もちろんボタンの追加、並べ替え、削除なども自由
ボタンの追加
▲商品個別ページにて「バーチャルダッシュに追加する」ボタンをタップすれば追加できる。
ボタンの並び替え
▲基本画面[4.ボタン一覧]をタップすると、ボタンがずらりと並んだ画面になる。ここで「表示順を変更」をタップ。
▲左側のアイコンをタッチして上下に動かせば、ボタンを好きなように並び替えられる。
ボタンの削除
▲一覧画面で削除したいボタンを左にスワイプすれば、削除できる。
メモの追加
▲基本画面[1.商品ロゴ]をタップして、「ボタンにラベルを付ける」をタップ。
▲最大14文字で、好きなようにメモ書きをしておける。
▲書いたメモはこのように表示される。同じメーカーのボタンを複数持っているときなどに便利。
物理ボタンと併用して活用するのもいい
アマゾンジャパンとしては、ダッシュボタン(物理ボタン)とバーチャルダッシュの併用を想定しているとのこと。自宅にいるときはダッシュボタンを押し、外出先で注文したくなったらバーチャルダッシュで、といった使い分けができます。
また、すでにAmazonダッシュボタンを持っている方は、そのラインナップがバーチャルダッシュにも反映されます。
よく買う商品のボタンを作っておけば、中身が切れそうになったときなど簡単に追加注文できて便利なのではないでしょうか。