アニメ『イケメン戦国』第七話レビュー。織田軍VS上杉軍、ビーチで平和的な決戦

アニメ『イケメン戦国 時はかけるが恋ははじまらない』をレビューしていく連載企画。七話では織田軍と上杉軍が大決戦(?)を繰り広げました。顕如もアニメオリジナルキャラクターの毛利元就もちらっと出てきたので、『イケメン戦国』アニメとしては初の全キャラクター登場回でしたね。

▲上杉軍を睨みつける織田軍。キャラクターのカラーリングが戦隊ものヒーローみたい。

決戦の地、浜辺に集まる織田軍と上杉軍。さっそく斬り合いをしようと武器を取り出す両軍ですが「ちょっと待った!」と佐助が間に割入ります。

「浜辺という立地を活かした三本勝負にしませんか」という佐助。一時的とはいえ、仲良くしていた相手と味方が斬り合う様は見たくないですもんね……。幸いなことにみんな了承してくれました。

▲茶髪の信玄&幸村に挟まれる、金髪オッドアイ謙信。同じ日本人とは思えないカラーリングの差。

一本目はビーチフラッグス対決! 走って競争しゴールに置いてある旗を先に取ったほうが勝ちという、バラエティ番組でよくあるゲームです。武将要素はどこにいったんだ。

ここで佐助が流暢に使うカタカナ語を三成が真似していたのですが……「びいちふぁ? (ビーチフラッグス?)」と全然きれいに言えてなくてかわいかったです。毎回さりげな~くエンジェルっぷりを発揮してくるのがとても良い。

▲火花を散らしているシーンで、佐助が「ばちばち」と効果音を言っていたのがかわいかった。

一本目の勝負に選抜されたのは家康と幸村。スタートダッシュは家康がリードしていたのですが、幸村が佐助から勝手に拝借したまきびしを巻き反撃していました。競走にまきびしはずるくない?

そして抜かされる家康をサポートすべく、助け船を出す光秀。ここのくだりが

光秀「空飛ぶイカの大群が!」
幸村「ええっ⁉ どこに?」
家康「バカじゃないの?」(颯爽と幸村を抜き去りながら)

といった感じで大変カオスでした。こんなジョークにひっかかる幸村、実はおばかさんなんですね……。

▲「でやーっ」とハモりながら飛び込む2人。対決なのになんだか楽しそう。

ビーチフラッグス対決の勝者は家康! 最初の勝負は織田軍がリードし、二本目の勝負に続きます。

そんな対決の様子を眺める影が2つ。イカ焼きの屋台に身を潜める顕如と、イカ焼きを食べている毛利元就です。次回はこの両名も対決に絡んでくるのでしょうか……?

次回予告

第八話 イケメンパーティーピーポー

海辺の三本勝負の二戦目はスイカ割り対決……もといスイカ斬り対決に! 白熱する両軍の隙を狙う顕如と、謎のお祭り男も加わってきて⁉

▲アニメオリジナルキャラ毛利元就が活躍する回。敵か味方か?

なにかと刀で斬ろうとする謙信。原作ではなにかと閉じ込めたがるカリスマ×ヤンデレ

無類の戦好きで「斬り合いはコミュニケーションだ」と語る上杉謙信。実は戦のカリスマという個性の他に、ヤンデレという個性も持っているんです。

ストーリー序盤は女性が苦手なのかと思うほど、ヒロインに冷たく当たります。ですが互いのことを知り合っていくうちに、だんだんとヤンデレの片鱗を見せてくるんです……。

自身の好意が止まらず、強固な檻にヒロインを閉じ込めてそこで生活させるという束縛っぷり。それが悪いことだとわからずに、欲望のままに行動する様が濃密に描かれています。

心がどこかおかしい謙信を、ヒロインは改心させることができるのでしょうか。

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TOKYO MX:7月12日より毎週水曜日22時10分~放送
サンテレビ:7月15日より毎週土曜日22時25分~放送

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