2017年4月27日、FacebookはMessengerアプリの軽量版『Messenger Lite』を、より多くの地域で利用できるように提供地域を広げました。そのため、日本でも『Messenger Lite』が使えるように! この記事では、軽量版アプリの特徴やメリットを紹介していきます。
※対応OSはAndroid2.3以上。iOS版のリリースは未定。
『Messenger Lite』の誕生のワケ
もともと『Messenger Lite』は、2016年10月3日にリリースされていました。古いAndroid端末を利用しているユーザーや、インターネットの通信速度が遅い地域のユーザーが、不自由なく使えるように軽量化したのが始まり。
最初は、ケニア、チュニジア、マレーシア、スリランカ、ベネズエラで提供を始め、徐々に提供エリアを拡大していきました。
容量が10MB以下と軽い
『Messenger Lite』の一番の特徴が、”容量の軽さ”。古いAndroid端末だと、空き容量が少ない場合がありますが、10MB以下なので問題なくダウンロードが可能です。
Google Playでダウンロードしてみたところ、3.87MBと確かに10MB以下でした。ダウンロードもサクッと終わります。ちなみに、標準のMessengerアプリは容量が56.38MB。かなりの差がありますね。
基本的な機能をそなえている
「軽量版は機能が足りないのでは?」というのは気になるポイントだと思います。
『Messenger Lite』では、テキスト・写真・ボイスメッセージ・スタンプの送信など、基本的な機能は押さえているので安心。ただし、動画を送信したり、ビデオチャットをしたりはできないので注意が必要です。
▲写真を送ったりウェブページのリンクを貼ったり、基本機能は押さえている。
▲スタンプも送信可能。種類が豊富なのは嬉しい。
▲オンラインの人がいると、緑の丸印が表示される。ちなみに相手がMessengerアプリを使っていてもチャットは可能。
通信制限が心配なときに使えそう
本来はネットワーク状況の悪いユーザー向けのアプリでしたが、通信量を低く抑えることができるので、通信制限にかかっている人にも役立ちそうだと感じました。
ビデオチャットができないなどの機能制限はありますが、テキストやスタンプくらいしか使わないユーザーには『Messenger Lite』の方がおすすめ。無駄な通信量をカットできます。