いえ、中には感情が少し違う人もいるようで。
今まで妹のように思っていた女性が、どんどんうるさい小姑に変貌していく。。。
そのさまをあなたは静観できますか?
■小姑一人は鬼千匹!
「私は他人なんですけど、感覚は家族のようなものなんです」と複雑な心境を話してくれたのは、独身のCさん(35歳)。
「隣に住む幼なじみのS君とは幼稚園から高校まで同じでした。隣同士、家族ぐるみで仲良くしています。Tさんとは高校で同じクラスになって、今でも親友です。そのS君とTさんが高校を卒業後付き合うようになりました。そして2人は2年前に結婚したのです」
「私にとっては、本当に喜ばしいことでした。私の家族も増えるような、何とも言えない幸せな感覚だったのです」
「結婚後2人は近くのマンションを借りました。しょっちゅう遊びに来ていますよ。ただS君の3歳下の妹Yさんが口うるさい小姑になってしまって」
■姑さえ手を焼く小姑
「私にとってYさんは小さい頃から妹のような存在でした。彼女もまだ独身で、今も隣に住んでいます。ただ彼女には理想の『お嫁さん像』があるようなんです」
「Yさんが私にTさんのグチを言ってくるようになりました。Tさんの出来ていない部分を細かく指摘するんです。例えば、家に来る時に手土産がないとか、お母さんよりも早く食卓に座るとか」
「Yさんにしてみれば、かわいがられるお嫁さんになるために努力が足りないと。でもS君のご両親はTさんのことを本当に気に入っているんです。逆にご両親はYさんに辟易しているような感じも見受けられるのです」
「Tさんは、本当に明るくてさっぱりした気持ちの良い人で。私は、Tさんが悪く言われることも、Yさんの考え方も何とかしたいと思うんですが。でもどうすれば良いのかわからなくて」
妹さんの理想のお嫁さん像は、決して間違いではないと思います。ただ、良好な嫁姑関係を築いているので、口うるさく言う必要はないですが。義両親がお嫁さんを良く思っていない場合、妹さんのアドバイスは役に立つでしょう。今回一番の不幸は妹さんのように思います。だれも妹さんの考えを正しいと言っていないのです。そんなお嫁さんはきっとみんなにかわいがられるね、と言ってあげる人がいれば。
妹さん、引くに引けなくなっているのではないでしょうか。
(ライタープロフィール)
クニヒロマリコ/映像の世界から文章の世界へ。『ぬか漬け』と『音楽』が大好物。毎年ぬか床に挑戦するもいまだに年を越したことがなく、家庭菜園にも楽しく挑戦中。夜な夜な「酒と夫と音楽と犬」をエンジョイする懲りないチャレンジ兼業主婦。
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