「不安定な職じゃいかん」子どもの夢を根っこからダメ出し
「お盆の時期に親戚と集まる機会があって、そこで長女が義理の父と叔父に自分の夢を明かした時のこと。『お菓子作りや料理が大好きだから、それが活かせる仕事につきたい』と話す長女に義理の父は『悪いこといわない。そんな夢はやめなさい。安定した職業につくほうがいいに決まってる』、叔父も『叔父さんはね、調理師免許持ってるけど、なんの役にもたってないよ。現実はこんなもんだから』と言い聞かせたそう。これを聞いた長女は自分の夢に自信が持てなくなってしまいました。」
まだ小学生の女の子に、そこまでいう必要があったのか。
もちろん、何も分からない年齢じゃないからこそ、社会の厳しさを示唆したのかもしれませんが、よってたかって2人でいうことでもない気が…
生半可じゃあ叶えられない夢
「私はその時、次女と買い出しに出ていて、後で長女からその話を聞いて、思わずイラッとしてしまいました。『夢を持つことは大事だよ。努力する必要があるから、きっと叔父さんたち厳しくいったのかもね』なんてフォローしつつ、内心は「次に言われたら絶対に言い返してやる」と息巻いています。叔父たちのいうことも充分理解できますが… 嫌な気持ちになったのは事実です。」
夢を叶えるためには、並大抵の努力だけじゃ無理かもしれません。調理師免許を持っている叔父さんですら『役に立たない』と断言するくらいの世知辛い世の中で、どこまで夢を追いかけられるのか。なんだか「自分の夢ってなんだっけ?」と遠い目をしてしまうエピソードですね…
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