調整試合
試合が決まりました。
3月19日に後楽園ホールで開催される『Krush』にて、山本優弥選手とK-1ルールで対戦します。
先週の金曜日の夕刻に都内でその会見があり、自分も参加してきました。
※写真はスポーツナビさんのものを転載させていただきました
会見の模様はSRC公式サイトやスポーツナビさんのリポートを参照していただくとして、
そこでの自分の発言、ともすればイベントを盛り上げるための煽り文句とも取られがちかと思うけど、
正直、そんなに盛ったりもしていない、今の率直な気持ちを、とくに謙遜したり飾ったりすることなく言葉にしただけですね。
しかし、8月の試合に於いてリング内外でお恥ずかしい姿をお見せしまったばかりか、挽回の機会として用意してもらっていた年末の大会も怪我で欠場。
対戦予定であった選手や多くのスタッフの方に、迷惑を掛けるだけ掛けたままでいるこの私。
「自分たちのイメージや価値を作るのをメディアに任せていいのか。『試合に勝つ』という表現のほかに、自分の物語を自分で語れることが忘れられている。」
という、いつかの新聞で見た記事の一文には大いに賛同、
そして言葉にせよ文字にせよ、『語る』ということは自分の得意分野でもあると思うんだけど、
今の自分に必要なことは、『語る』よりも前に『試合に勝つ』こと。
8月の試合で精彩なく敗れて以降、『敗者』のままである今の自分では何を言ってもその言葉に説得力は無く、多くを語るべきではないと思うので(とか言うワリには会見では結構ベラベラと話したけど(笑))、
試合前の言葉はそれで終わりにして、3月19日に向けてしっかり準備しようと思いますが、
その準備、いまのところ非常に順調です。
競技に対するモチベーションも紆余曲折を経て、足の骨折の完治と共に完全に戻り、
野木さんとのボクシング、センチャイムエタイジムでのタイ人トレーナーたちとのムエタイ、植松先生とのグラップリング、和田さんとのリフティングと、全てに於いて前に進んでいる実感があり、36歳4ヶ月の今が、間違いなく郷野聡寛史上一番強いと思えています。
あくまで78kgの今このとき現在、ですが・・・。
それをリング上で表現できるかどうか、全ては残りの4週間の過ごし方次第。まだまだ70kgの作り方は分からないことだらけで模索段階だけど、最高の結果を出すための、いま考えられる最良の準備をすべく、準備の準備もしっかりとやって準備していきたいと思います。
今回の試合は、何と言ってもそこのところを掴むための調整試合ですからね。
と、結局のところ少々語ってしまいましたが、まぁそこは今年初のblog更新だし……ということで。
そんな今年初のblog更新と共に休日も終了。早めに床に就いて、明日への準備をしっかりします。