経緯と今後
ちょっと時間が空きました。すみません。
事の経緯についてですが、簡単に書くと、試合の1週間前の練習中に腰を痛めて3日間ほぼ寝たきりになってしまい、それで減量が遅れ、期日までに挽回しきれませんでした。
それまでは順調だっただけに、何でこんなところで……と、自分の運命を呪ったけど、
人の運命、九割は自らの不明による罪
だから、結局、全ては自分の責任。
確かに、他の誰のせいでもないしな。
7月の試合の減量が上手く行ったもんだから、もう大丈夫だなと思っていたんだけど、こういったアクシデントにも対応できるような域にはまだ全然達しておらず、完全に手詰まりになりました。
それでも、主催者と対戦相手陣営の了承のもと、試合当日まで期限を延長してもらえた計量を何とかパス。
持ってないにも程がある、腰痛キラー・KEN山本が海外出張で長期不在の中、
痛み止めの注射を3本、そして上のお口からも下のお口からもボルタレンと、出来る限りの手を打ち、
あとは試合を頑張って、何とか勝って少しでも挽回しないと。試合が終わったら痛み止めが切れて倒れてもいいや!
と思って臨んだら、相手のパンチで倒れてしまうという結末に。
その試合、当日計量ということで、安全面を御心配下さった方も多かったとのことですが、
当日は睡眠も取ることが出来、本当に前日までの苦戦が嘘のようにすーっと体重も落ちて、コンディション的には何も問題ありませんでした。
前日計量よりも体重を戻すことが出来なかったけど、それが吉と出たような試合前のアップでの動きの良さで、
それを見た郷野陣営の誰もが俺の勝利を疑わなかった、それくらいの出来でした。
腰も試合が終わるまで、ちゃんと持ってくれたし。
なので、完敗以外の何ものでもないですね。その敗因は肉体的なものではなく、心の弱さ。これは間違いない。
だから自分の中では、勝てる試合を落としたという思いしかなく、
しかも勝たないと、その先もなくなってしまう試合だったから、試合後はこれまでで一番、これまでのどの敗北より失恋より相当落ち込み、
HALEOのDavid社長に、ちょっとネガティブな雰囲気満載のメールを送ったりもしてしまったくらい落ち込んだけど、
でも、こんなのが最後になるなんて絶対に嫌だし、落ちていたって何も変わらないし何も前に進まないのは、先の2年間で経験したし、
しかもここで辞めたら、俺のこのクソみたいな2年間をずっとサポートしてくれた人たちに、何も返せずに終わる事になってしまう。そんなのは何よりも絶対に嫌だと。だったら、またやるしかねぇと。
程なくして、そう思うようになりました。
簡単だけど、事の経緯と今後については、そんなところです。
とは言え、またやるにしても、先ずは腰を何とかしないと何も出来ないから、
ようやくKENさんが帰国したとの報もあったし、今日、KENさんのところに行って来ようと思います。