NOT ALONE（ひとりではない）
『孤独であっても
あなたは決してひとりではない…』
人生は戦いである。
全ての人と仲良くしたい
理想はあっても、
生い立ちや文化の違い…
また、性格の不一致もあって、
仲々、上手くは行かないものである。
夏目漱石も、
「虫の好かない奴が親切で
仲の良い友達が悪漢だなんて、
そのうちに火事が凍(こお)って
豆腐が石になるかもしれない…」
と人との関係が
一筋縄では行かないことを
著書『坊っちゃん』の中で語っている。
魂のロッカーは、
「わたしはあなたの友です…
という人たちは多いが、
本当の友になれる者は少ない…」
と語っている。
また、THE BIBLEには、
「JESUSが友(あなた)のために
いのちを十字架の上で捨てるという
これよりも大きな愛はない…」
とある。
全てが上手く行っている時は、
周りの人たちが次から次へと
集まって来るものである。
然れど、本当の友なのかは
物事が上手く行かなくなった時に
はっきりと分かってくる。
挫折したり、また、失敗したり、
予期しない出来事が起ったりする時に
周りの人たちの心が
見えてくるのである。
JESUSは、
「悲しむ者は幸いである。
その人は慰められるから…」
と語っている。
人は悲しむことによって、
初めて慰めてくれる存在が
誰なのかに気づかされる。
また、落ち込むことによって
あなたを引き上げてくれる方に
出会える。
イスラエルの王ダビデは詩篇の中で、
「たとえ死の影の谷を
歩むことがあっても、
わたしは災いを恐れません。
あなた(大いなる方)が
共にいてくださるから…」
と謳っている。
あなたが今、
孤独の中にあっても、
実はひとりではない。
「わたしは決して
あなたを見捨てて孤児にはしない…」
とJESUSは語ってくれている。
ACROSS TAIWAN
(台湾縦断十字架行進)
も昨日で二日目を終えることが出来た。
台北から台南に向かって行く中、
人々の反応も、
情緒を素直に現してくれる人たちと
出会う機会が多くなった。
昨日も10人以上の人々が
車やバイクを止めて、
十字架を担ぐ俺のもとに歩み寄って、
水をくれたり、励ましたりしてくれた。
「あなたの事は
以前からネットで知っていました…
是非、一緒に
写真をとらせて下さい…」
と入れ墨を入れた3人の若者たちが
目を輝かせて来てくれた…
己の思いとは
まるっきり違ったことが起きるのも、
これまた人生の面白さである。
さあ、今日はどうなることやら…
明日は間違いなく、
台風さんと出会いそうである。
今日という日が、
何があってもあなたの傍らで
あなたを支え、導き、
愛してくれている存在を
身近に感じとれる日であります様に…
『あなたを支え、養い、
導いてくれる存在がいるが故に
失望することはない…』
アーサー・ホーランド
2016.7.6
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