TIME TO RESET（リセットの時）
『今からでも決して遅くはない。
気持を切りかえて再び進めばいい…』
大空は雲に被われ、
雨は無常にも人の気持を無視して
激しく降り注いでいる…
空模様は人の心模様に影響を与え、
鬱陶(うっとう)しい天気は、
人の気持を萎(な)えさせてしまう…
人は何に於いても、
影響されやすい性格を持っている。
大切なのは、
何に如何影響されているのかである。
己にも、また、周りにも
良い気が流れて行くには、
自分が経験した影響が
何らかの教訓となって、
己の中(うち)なる魅力が
研ぎ澄まされるのであれば、
それは何よりもの喜びとなるであろう…
人の気持はデリケートにできていて、
愛することや赦すこと…
また、慰めることや励ますことが
良いことだと分かってはいても、
その逆の恨んだり、罵(ののし)ったり…
また、貶(けな)したり、
蔑んだりしてしまうのである。
THE BIBLEの中でパウロは、
「わたしは良いことをしたい…
という思いがあるのに、
そうではない事をしてしまう
自分がいる…
あぁ…大いなる方よ、
どうかこのわたしを
哀れんでください…」
と祈り訴えている。
人は誰であれ、
葛藤と没頭との中で生きている。
意地を張り、正義感に燃えて
熱心にもなる。
また、
自分は正しいことをやっているという
自負を持ちながら、日々奮闘している。
たとえ、そうであっても、
人間は完全完璧ではない。
間違いを犯し、
人を傷つけてしまうこともある。
人生には失敗は付き物であり、
挫折や失望することだってある。
其処から学んでいくしかないのだ。
不平不満、また、心配や絶望感に
ずっと浸っていても、
心は更に悩みの深みに
沈んで行くだけである。
一時間以上は悩まない様に
心掛けてみることだ。
どこかでドンマイ(DON’T MIND)と
己に言い聞かせて、
気持を切りかえることである。
車のギアを入れかえる様に、
後ろ向きだけのリバースから、
ファースト、また、セカンド、
そして、サードと前に向かって
進んで行くことだ。
あなたは何の為に
今、存在しているのか…
また、何を本当にあなたがしたいのか…
そして、あなたにとっての
喜びとは何なのか…と
今一度吟味して
一歩踏み出して行くことである。
魂のロッカーJESUSは、
「心を騒(さわ)がせない様に…
大いなる方を、また、わたしを
信じてみるといい…」
と語ってくれている。
今日という日があなたにとって、
何があろうと気持を切りかえて
前に一歩でも進める日であります様に…
『DON’T MIND(ドンマイ)と
自分に言い聞かせて
再び一歩踏み出せばいい…』
アーサー・ホーランド
2016.9.26
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