BE SIMPLE AND FOOLISH（単純かつ愚かであれ）
『難しいことを考えるよりは
単純な愚か者であれ』
「もう無理だ…」
と心が折れそうになることがある。
しかし、匙を投げることはない。
「ちくしょう…」
と儚さに心を奪われることだってある。
それでもやめることはない。
色々あるのが人生である。
だからこそ生きることは面白い。
何でも彼でも
思い通りに事が運ぶならば、
何とつまらないことだろう…
山あり谷あり、
紆余曲折(うよきょくせつ)があるが故に
人は磨かれる。
問題から逃げたり、
また、人の所為にしたりするのは
容易(たやす)いことである。
THE BIBLEの中で
大いなる方はアダムに、
「お前はあの木の実から
取って食べたのか…」
と問うと、
「あなたがわたしに与えた女(エバ)が
取って食べてわたしに与えたのだ…」
とあたかも大いなる方の所為で
問題が起きたのだと
責任のがれをするのである。
歴史の始めから人は、
自分の都合が悪くなると言い訳をしては
無責任な行動を取ってしまう
習性を持っている。
「俺が悪いんです…
自分は器が小さく
器量に欠けている罪人です」
と大いなる方の前で認めるだけで
生活は大いに変わって行く。
魂のロッカーは、
「他人の目の塵(ちり)を取る前に
自分の目の中にある
梁(はり)を取ることだ…」
と語っている。
すなわち、人の事をとやかく言う前に、
己の襟(えり)を正(ただ)すことの
大切さを教えている。
他人の所為にして
己の身を守ろうとするのが
人間の常でもある。
｢真理はあなたを自由にする｣とあるが、
自分の非(ひ)を認めることは
弱いことではない。
たとえ、非難を浴びても
正直でいることだ。
何よりも先ずは、
己の全てを知り尽くしている
恵み深い大いなる存在に対して、
素直であればいい。
JESUSは幼子の様になることが、
いのちの豊かさを心に得る
大切な要素であることを語っている。
また、
「すべて疲れている者
また重荷を負っている者は
わたしの処に来るといい。
わたしがあなたを
休ませてあげよう…」
とあなたを優しく招いてくれている。
我々の弱さと罪のために
自らが十字架の上で
身代わりとなってくれた魂のロッカーは
今日もあなたの傍らで
あなたを導いてくれている。
今日という日があなたにとって、
真理が与えてくれる自由を
体験できる日となります様に…
『したたかな愚か者よりは
素直な愚か者であれ』
アーサー・ホーランド
2016.11.5
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。
