WONDERFULLY MADE（すばらしい傑作）
『地位や名誉や肩書は
絵画を飾るための
フレーム(額(がく))に過ぎない…
すばらしいのはあなた自身が
創造者によって息吹を吹き込まれた
傑作であることだ…』
計算は割り算や掛け算、
また、足し算だけではなく、
引き算もある。
何でも彼でも
損か得で物事を考える
けちな世の中である。
「生涯の最後に残るものは
集めたものではなく
与えたものなのだ…」
とフランスの詩人
ジェラルド・シャンドリーは
語っている。
「アーサー、
あんたは愛されているんやで…」
と祖母は大阪の下町｢西成｣で、
言うだけではなく
身をもってこの俺を育ててくれた。
今はなき祖母のそのことばは
体験となって、
今も自分自身の中に
染(し)み込んでいる。
人生に於いて大切なのは、
どれだけの愛を集めたかではなく、
どれだけの愛を与えたかが
最後には残るのである。
大いなる方に創造された人間は、
本来、裸であっても
恥ずかしくない存在であった。
空の鳥は種も蒔かず刈り入れもせず、
また、蔵に納めもしないのに、
ちゃんと日々、食べて生きている…
野の花は働きもせず紡ぎもしないのに、
宮殿にいる王よりも
美しく着飾っている…
あなたが生き動き存在するのは
偶然ではない。
空の鳥や野の花を養い育てる方が
あなたの面倒を見てくれるのは
当り前のことなのだ。
貯めることは大事ではあるが、
その貯めたものに
あぐらをかいて安心する
愚か者にならないことである。
「今日あっても
明日は炉に投げ入れられる草でさえ、
栄華を極めたソロモンよりも
美しく着飾っているではないか…」
と魂のロッカーJESUSは謳っている…
得することや
損することに心配する余り、
物事の奴隷にならないことだ。
自由を得るために集めることが、
逆にその人を
不自由にしてしまうことがある。
裕福になるが故に、
誇り高ぶりに心を奪われ、
あわれみや情けから
遠ざかってしまうこともある。
安心するために
色々なものを己の近くに置くことで、
逆に身動きできなくなることさえある。
解放されて生きて行くには、
付け加えて行くよりも、
取り除いて行くことだ。
「大いなる方の恵みは
あなたに十分である」
とTHE BIBLEは語っている。
十字架の恵みはあなたのためにある。
その祝福を
ありがたく心に受け止めるといい…
何かがあることよりも、
何もない…
また、どうしようもない
裸一貫の姿に立ち返った方が、
自分の中にある
大いなる存在が与えてくれている
GIFT(賜物)に気づくことができる。
今日という日があなたにとって、
何かが有ることよりも、
何も無いことを
喜べる自分であります様に…
『有るよりは無い方が
祝福されていることに気づける』
アーサー・ホーランド
2017.1.6
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。
