DON’T RUSH（慌てることはない）
『答えを出そうと慌てることはない。
自分が納得するまでじっくり
熟慮(じゅくりょ)するといい…』
物事が最初から
上手く行くのにこしたことはない…
しかし、そんな理想とは裏腹に、
現実は中々そうは行かない。
人生の中の多くの悩みは、
この理想と現実の狭間にある
グレーの領域で起きてしまう。
白か黒かの二者択一の
どちらかを選んで答えを出せても、
疑問や誤解が残ることがある。
何が正しくて、また間違いなのかを
誰かが出した結論だけで
決めてしまうのは、
人のふんどしで
相撲(すもう)を取るのと同じで、
自分が調べて熟慮したのではなく、
人の言葉を借りて
発表しているだけのことなのだ。
人生に於いて大事なのは、
結果以上に結果に至るプロセス、
すなわち過程なのだ。
答えを出すなら、
虎の巻(とらのまき)を
暗記すればいいだけである。
しかし、
「言うは易(やす)く
行(おこな)うは難(かた)し」
ということわざがある。
悩み考えずに
口先だけで語ることばは、
必ずメッキがはげる様に
その人の生き様にあらわされてしまう。
知恵と知識の宝と言われた
魂のロッカーは、
「わたしは道であり、
また真理であり、いのちなのです…」
と謳われた方でもある。
しかし、人にとっての真理とは、
見えない神や仏というよりは、
今、己の中の答えを見出せないでいる
悩みや苦しみなのだ。
然れど、
ピンチはチャンスでもあることを
忘れてはならない。
THE BIBLEは、
「光は闇の中に輝いている…」
とある。
また、
「わたしは真理である」
と言われたJESUSは、
「悲しむ者は幸いである。
その人は慰められるから…」
と語っている。
答えを見出せずに
悩んでしまうグレーの領域に、
今日もJESUSは、
「すべて疲れて重荷を負っている者は
わたしを意識するといい…
またわたしがあなたを導く道であり、
不安のあるあなたの心に
いのちの豊かさを与える…」
と約束してくれている。
十字架の出来事はその証でもある。
今日という日があなたにとって、
問題の只中にあっても
真理の光を見出せる日であります様に…
『問題はあって当り前…
人生は悩み苦しんでこそ
いのちの豊かさに気づける』
アーサー・ホーランド
2017.1.15
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読みどころ満載の内容となっておりますので、
どうぞご覧ください。
