DON’T BE A SLAVE（奴隷になるな）
『未来と過去に縛られるのではなく、
今のこの瞬間こそ唯一であり、
現実であることを知れ』
人は計画を立てるが、
事をなすのは大いなる方である。
また、｢人事を尽くして天命をまつ…｣
という言葉もある。
今、あなたがやれることを
やることである。
結果はやってみないと分かりはしない…
未来のための計画や
そのための具体的な手段も、
所詮(しょせん)、
過去の失敗を肥やしにして
生み出したものである。
誰であれ、
失敗することを恐れて事に取り組むと、
堅苦しい、感動できない、
やらねばならない事柄になってしまう…
其処には、冒険するが故に
何が起こるか分からないという
あのどきどき感に加えて、
中に何が入っているのか分からない
プレゼントを開くときの
ときめきとおどろきを
体験することができない。
計画を立てて事を行うことが
いけないのではない。
然れど、あの天に届くバベルの塔を
建てる計画を必死に行っていた人たちに
混乱が襲った様に、
己のエゴに根ざした
思考によっての計画や、
また、目的達成のために
人間を手段にする働きは、
どんなに見栄えのいい
豪華絢爛とした建物でも、
いずれは崩壊してしまうのが
落ちである。
カントは、
「物や事には価値があるが、
人間には尊厳がある。
人は決して目的のための
手段になってはならない…」
と語っている。
未来、また過去にとらわれ、
不安や怖れ、また不満やいらだちの
奴隷になることは、
本当のあなたの生き方ではない。
「わたしは新しい事をする…
今、もうそれが
起ころうとしている…」
と言われた方は、
今日の今のこの瞬間を
あなたが意識して生きることを
願っている。
THE BIBLEは、
「今日が救いの日、今が恵みの時…」
と語っている。
今日という日があなたにとって、
あわれみと恵みを意識し、
冒険と感動に満ちた日となります様に…
『恐れることはない。
大丈夫である。
あなたの中にあるいのちは、
あなたを今、平安と喜びと愛で
満たしてくれる…』
アーサー・ホーランド
2017.4.3
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