BE CALM(冷静であれ)
『嵐の只中にあっても
冷静さを失うな』
混沌(こんとん)とした世の中である。
戦争や戦争のうわさは
絶えることが無く。
国民どうしでさえ、
価値観の食い違いによって
偏見や差別が生じている。
どの人種が偉くて、
どの人種が劣っているかなど
ナンセンスである。
カントは、
「物や事には価値はあるが、
人間には尊厳がある…」
と語っている。
魂のロッカーJESUSは、
「わたしはあなたに
新しい戒(いまし)めを与える。
互いに愛し合いなさい…
また、自分を誰かより
偉いと思わない様に…
仕えられるのではなく
仕える者であれ…」
と謳っている。
言い争いはあるだろう…
然れど、拳(こぶし)をあげて
振り下ろすことはない…
カッとすることもあるだろう…
然れど、他の人を傷つけることはない…
意見の食い違いを正そうとする前に、
その人の思いを聞いてあげるといい…
「右の頬を殴(なぐ)られたら
左の頬を差し出せばいい…」
とJESUSは語ったが、
目には目を歯には歯を…
すなわち、
殴(なぐ)られたら殴(なぐ)り返すでは
真の平和はおとずれない…
と言っているのである。
「じゃ、報復しないで
やられっぱなしでいいのか…」
とある者は言うであろう。
一方が感情的になっているときに、
それに煽(あお)られて
あなたも同じ様になってしまっては、
冷静さに欠けてしまう…
落ち着いて一呼吸入れて、
間を取り、静寂さを感じ、
COOL(冷静)なさまを
取り戻すことである。
暴言や暴力…
憎しみや恨み…
また、嫉妬や妬(ねた)み…
そして、偏見や差別からは
何の良いことも生まれはしないことに
気づかされるに違いない…
今日という日が、
問題の只中にあっても
冷静さを失わない日であります様に…
『静寂が冷静さを取り戻させてくれる』
アーサー・ホーランド
2017.8.18
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