『HOPE TO THE HOPELESS』 (絶望する者に希望を）
「不可能は可能へと変えられる。絶望は希望への気づきをもたらす。」
自粛（じしゅく）しても萎縮（いしゅく）することはない…
引きこもっても鬱（うつ）になることはない…
気を使っても気落ちすることはない…
問題に振り回されて己を見失うのではなく、
問題を己のさらなる自立と成長のための肥やしとすればいい。
THE BIBLEには、
「信仰が試されると忍耐が生じるということをあなたがたは
知っているからです。その忍耐を完全に働かせなさい。
そうすれば、あなたがたは何一つかけたところのない、
成長を遂げた、完全な者となります。」
とある。
焼きが入れられた鉄が強く粘りのある、しなやかなものに
なるように、人は試練をとおして成長し、魅力を増すものとなる。
人からの不条理の取り扱いや、己の負によって招いた
問題も、結局のところ試練である。
成り行きはどうであれ、試練はあなたが本質の原点に
立ち返るチャンスであり、己が粋な存在としてその輝きを
放っていくための肥料なのだ。
失敗しない者などいない。
また試練や問題に会わない者などもいない。
最初から正しい道を見つけて歩む者などいない。
誰であれ、地上ではさ迷い、挫折し、問題を人にも己にも
招き入れてしまう。
まっすぐな道を歩むことが良いことだとわかってはいても
その道を外して生きてしまうのが罪人、
すなわち本質という、的から外れて生きてしまう、
罪業深思の凡夫なる人間なのだ。
人は罪を犯すから罪人なのではない。
罪人だから罪を犯してしまうのである。
THE BIBLEには
「義人など一人もいない。」
とある。
心をしぼれば、ぼろ雑巾のように
汚れた水が滴り落ちてくる。
魂のROCKERは
「わたしは罪人を招くために来た…」
と謳っている。
難破船を導く灯台の光のように
JESUSは今日もあなたに救いの手を
差し伸べてくれている。
今日という日があなたにとって慰めと励ましを
得られる日となりますように…
「明けぬ夜はない。闇の中に光は輝く。」
2020年 3月 18日 水曜日
アーサー・ホーランド
